「エコ」で「クール」なだけじゃない。 スイス発バッグブランド、フライターグが提唱するこれからの社会を良くする「3つの糸口」
生まれ育った環境も影響のひとつ。僕たちのブランドのコンセプト自体は発展途上国的なものですよね。インドとかに存在するかもしれない。でもスイスは全くその逆です。スイスは高級な時計や薬局の製品などで有名です。日本みたいかもしれませんね。だからその文化の中で私たちのコンセプトが成功したのには誇りを感じています。でも実際、国としては環境に興味がある方だと言えるでしょう。
スイスは都市にいても何十分か移動すれば自然がたくさんある。それもブランドに影響していると思います。
今後、全ての企業が目指さなければいけないところ。
(Photo by Reo Takahashi)
Be inspired!でも一貫して取り上げ、考え続けている「ポスト資本主義」の世界。▶︎ポスト資本主義社会の事例オランダのベーシックインカム制度私たち人類は資源を使いすぎている。このままのライフスタイルを持続することは不可能だ。フライターグのような「持続可能な社会」に沿ったブランドがもっともっと必要になってくる。フライターグの大きなインパクトはそこだと思います。
違う方法があると世界に示せていると思っています。ファストファッション、シーズンで変わる流行、とにかく新しいことが賞賛される今の世の中…そうではないブランドを成長させられるというのは世の中にいい例になっているんじゃないでしょうか。