「エコ」で「クール」なだけじゃない。 スイス発バッグブランド、フライターグが提唱するこれからの社会を良くする「3つの糸口」
他の企業も少しだけでも同じ方向性になれたらいいですね。僕たちを丸々コピーして欲しいと言ってるわけではないです!でもそれぞれの形で持続可能なビジネスをやれたらいいですね。そもそも将来的には、需要を超えた大量生産を基盤としたビジネスや、環境に大ダメージを与えるビジネス等は資源の限界を考えれば、生き延びれなくなるだろう。だからフライターグのようなコンセプトを持ったブランドが拡大していくことは必須である。世界初、化学製品や油を一切使わない「土に還るジーンズ」も開発したのもこのブランド。私たちは環境に良い製品を作ろうとしている。でも明らかに私たちの製品だけでは環境は救えない。だからブランドを通して、コンセプトを広げることが大事だと思っています。
ポスト資本主義で生きて行く私たちへ
「アップサイクル」という言葉が存在する前から「アップサイクル」を始め、世界初の「土に帰るジーンズ」も作り出したフライターグ。次は彼らから何を期待できるのか。
(Photo by Reo Takahashi)
今は、製品をウォータープルーフにするのに、自然に優しい手法で作れるコーティングを探しています。すでにウォータープルーフの商品はあるけれど、目に見えないコーティングしかありません。