「音楽が好きすぎて社会問題に興味を持った」。今、現役女子大生が同世代に伝えたいこと。
それで作った物を売ってみようって感じで…。そしたら作って売るのがどんどん楽しくなってて、だんだん販売用にZineを作るようになった
レコードが並ぶkakihatamayuの部屋Photo by kakihatamayu
レコードに出会い、広がった世界
レコード屋に出向いて、レコードを探すのが楽しい!持ってるっていうことに意味があるっていうか…。探していたものに出会えたとき、その感動こそがレコードの醍醐味。今の私たちの世代は自分の世界を大事にしたい世代らしい。それが自分にも当てはまるとしたら、その自分の世界が私にとってはレコードなのかも。基本的に服買うならレコード買いたいもんSpotifyやApple Music などネットで簡単に音楽が買える時代になぜあえて手間のかかるレコードなのかと聞くと、彼女はこう言った。「消費することに背を向ける」といわれているゆとり世代。実際、今の若者は消費自体がステータスや快楽となっていた高度成長期中やその後のバブル時代とは異なり大量消費や世間の流行に惑わされることなく、自分が価値を見出しているものだけを集中消費する傾向にあるのかもしれない。
家の機材とレコードPhoto by kakihatamayu
社会の問題と趣味が繋がったとき
とにかく音楽を愛し、レコード屋で働き、好きな音楽をイラストなどでクリエイティブに表現してきたkakihatamayu。