若者がセックスも政治も同じテーブルの上で考えるイベント「Making-Love Club Vol.2」。テーマは「日本の政治と表現の自由」。
電車の中で見かける週刊誌の吊り広告ようなフライヤーデザインが目を引く、東京の最先端カルチャーイベント「Making-Love Club」。感度の高いユース世代に向けたカルチャーコンテンツを魅せるだけでなく、カルチャーと密接な関係にありながら話題にされにくい「セックス」や「政治」についてざっくばらんにトークセッションを行うのが本イベントの特徴であり、唯一無二の価値だ。
国会で「共謀罪」(テロ等準備罪)法案が可決して間もないが、東京カルチャーの最先端を行く者たちは、これにどう反応するのだろうか。
第2回目のイベントのテーマを「日本の政治と表現の自由」とする「Making-Love Club」は以下の宣言を出している。
「自由って気付いたら案外なくなってるもんなんだよね。ちょっとぼけっとしてたらさ、この7年で日本の報道の自由度ランキングが11位から72位までさがってたんだなんて誰が気付く?テレビじゃコントみたいな国会のやりとりが流れてて、道徳の教科書にはパン屋って書いちゃいけないんだとかほんと笑っちゃうけど、でもそれがこの国で、私たちはそこで暮らしてる。そんな時代に、ここで生きてるってどういうことなんだろう」