タトゥーに対して“理不尽な偏見”が根付く日本で、若者3人に「それでもタトゥーを入れる理由」を聞いた。
タトゥーの有無が就職に影響するという事実も関係しているのかもしれない。それ以外は、それぞれ違う理由で、違う思いを持ってタトゥーを入れている。一つひとつのタトゥーに意味を持って入れている人もいれば、そうでない人もいる。もしあなたがタトゥーに対してネガティブなイメージを持っているのならば、それも個人の自由だ。「一生入れない」と決めているのならばそれでもいい。筆者も興味はあるが恐らく一生入れないと思う。問題は、違う考えを持っている人たちに対してどんな態度をとるか、なのだと思う。その人の考えによって傷つく人がいない限り、「自分が好きではないから」「賛同できないから」といって、彼らに攻撃的な態度を示したり、ルールを押し付けるのは間違っている。
これは、人種、性的趣向、宗教、なんにでも言えることである。全ての人が平等で生きやすい社会を実現するのためには「たとえ理解はできなくても受け入れる」という考えがとても重要になってくるのではないだろうか。
All photos and text by Noemi Minami ーBe inspired!
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