「ライクを稼いでも、社会は変えられない」。マイノリティーに光を当てる28歳の女性スケボー写真家。
この展示会はYeah Girlと名付け、これまでオーストラリアとデンマークの2ヵ国で開催している。
Photo by Emil Brandt
展示会の収益は以前Be inspired!でも取りあげた「スケボーを使った遊びを通して教育を行なう非営利団体」SKATEISTANに寄付している。SKATEISTANは女性がスポーツをするのが社会的に禁じられているアフガニスタンで女の子たちのためにスケボー教室を無料で開き、現在アフガニスタンは世界一女性スケーターを輩出する国とまでなった。この団体の理念に共感したサラは寄付が展示会の意義をさらに高めると確信したそうだ。更にはYeah Girlも展示会の期間に女の子にスケボーを教えるワークショップを開催。写真の展示だけでなく、スケボーが好きな女の子たちが様々な形で輝ける現実世界でのコミュニティを作り出したのだ。
Photo by Emil Brandt
インスタで人とつながったり、写真をアップしてライクをもらうのも楽しいが、行動に写せばそれが現実世界でのコミュニティになるとサラは教えてくれた。どんなにニッチな世界でもインターネットだから繋がれる。