「イスラム教って怖いものだと思ってた」。何も知らなかった著者が“等身大のムスリム”の漫画を描く理由
現在、調査によって結果に差はあるものの日本には10〜20万人近くのイスラム教徒がいると言われている。(参照元:一般社団法人ハラル・ジャパン協会)今後その人口は増えて行くという予想もあるし、2020年の東京オリンピックではイスラム教徒の旅行者だって多いだろう。そのときに、知ろうとする姿勢、受け入れるという姿勢を見せることが大事になってくるとユペチカさんは話す。
「全部受け入れて!」というわけではなくて、知るところから始めてほしいと思います。もうすぐ東京オリンピック。そのときに例えばトイレの横にお祈りする部屋の用意があったり、食事の材料表示を頑張ると、イスラム教徒の方に喜んで貰えると思います。完全にハラール(イスラム法上で食べることが許されている食材や料理)のご飯を作りなさい!と言うのではなくて。それだけでたくさんの方が安心して日本に来て、楽しんで帰っていただくことができると思います。
イスラム教についてはよく知らない方が多いと思うので、まずは知ってほしいな。男の人が握手等でも女の人に気軽に触れない方がいいんだよ(特に中東出身者の方相手では)っていうマナーとか。友達のことを知りたいという気持ちで。