くらし情報『「消費=幸せ」ではなくなった日本人へ。渋谷区在住ヒッピーが語る、“今”に満たされる豊かな村生活の魅力』

2017年10月27日 04:57

「消費=幸せ」ではなくなった日本人へ。渋谷区在住ヒッピーが語る、“今”に満たされる豊かな村生活の魅力

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23歳の頃からそんなヒッピーカルチャーにどっぷりと浸かり、海外でヒッピーたちとともに馬に乗ってコミュニティを渡り歩く「移動循環型コミュニティ」を経験した鯉谷氏は、「SNSとヒッピーには共通点がある」と考察する。ソーシャルメディアのようなことを、ヒッピーはインターネットを使わずに50年前からやってきた。今まではよくつるむ仲間が「友達」だったけど、それがSNSの普及と共に変わって、浅く繋がっている人たちも“友達”と呼べるようになってきたんです。これはまさしくヒッピーの価値観。今になってリバイバルされている。そして彼らは、服装や髪型でお互いを認識し、知らない人とでも出会った瞬間にハイタッチをして、すぐに仲良くなる。ハイタッチが今でいう「Facebookの友達申請」みたいなものだろうか。常に「全員仲間、全員友達」という感覚だから、家にも泊まらせるし、仕事も紹介する。
だからヒッピーは「無職・無一文で旅に出ること」を恐れないのだ。それだけではない。ヒッピーは現在も全世界に何百万人と存在し、世界中で繋がっている。アメリカで年に一度開催されるバーニングマンの前身「レインボーギャザリング」のような大きなイベントは、開催場所や日時をネットにあげない。

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