16店目:「日本人の魚の食べ方には偏りがある」。食べても地球を傷つけない、千歳烏山のサステナブルシーフードレストラン、BLUE。| フーディーなBi編集部オススメ『TOKYO GOOD FOOD』
一部の担当者しか理解できていなくて、お客さんにちゃんと伝えられなかったりすると勿体無いし、逆に間違った形で伝えてしまっては怖いとも思っています。そういう困難をなるべく減らせるように、僕らのノウハウを伝えていきたいです。「あそこができているなら、自分のところでもできるかもしれない、やってみよう」って思ってくれる人が現れて、横の繋がりが広がっていけばうれしいですね。あと、僕個人としては、BLUE以外に株式会社シーフードレガシーという会社にも所属していて、そちらでもサステナブルシーフードに関する取り組みをしています。たとえば今だと企業の社員食堂もサステナブルにしようという動きがあって、その認証取得やマニュアルづくりのサポートをしたり、今後オリンピックに向けて海外のお客さんが増えていくなかで、ホテルでもサステナブルなシーフードを提供できるようにしようと、調達方針や調達ルートのコンサルティングやネットワーキングもしています。その時に気をつけているのが、「絶対にサステナブルシーフードじゃないとダメ」と一気に切り替えようとはしないことです。それでは今漁業をやっている人たちの生活がサステナブルでなくなってしまう。