くらし情報『「テクノロジーを利用して人類は進化すべき」。環境のために“人間じゃなくなった”サイボーグの実態』

「テクノロジーを利用して人類は進化すべき」。環境のために“人間じゃなくなった”サイボーグの実態

絵美:意外。動物や自然にインスパイアされているんですね。ニール・ハービソン(以下、ニール):そうなんです。たとえば地震って動物は探知できる。像は骨で地球の振動を感じることができます。アンテナだって多くの虫にあるもの。紫外線だって多くの動物が感じることができるもの。つまり僕たちは生き物にインスパイアされています。


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絵美:音とか振動って直接脳で感じるものだからビジュアルと違っていて面白いですね。アートを作るプロセスも知りたいです。どうやって自分の視点を作品に取り込んでいるんですか?ニール:新しい感覚を既存のアートを使ってアウトプットできます。僕の場合は色から音を作るカラーコンサートや、聞いた音を色にする絵のプロジェクトもできる。あとは僕のアンテナはインターネットにつながってるからオーディエンスが色を送るプロジェクトもしました。ムーン:私の「Invitation to Earthquakes(地震への招待)」という作品では、鑑賞する人に一緒に座ってもらって、地球の音を一緒に聴きました。私が生きる彫刻みたいな形で。地震の大きさによって私が動くから、地震の振動がなければ私も動かない、という感じで。

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