くらし情報『「添加物を入れるのが前提だということに驚いた」。日本の食品業界の常識を変える“粉食品”を生み出した男』

「添加物を入れるのが前提だということに驚いた」。日本の食品業界の常識を変える“粉食品”を生み出した男

ここ最近、健康志向の上昇も相まって、あふれるほど売られている「健康食品」。似たようなものも多いし、成分表示を見ても何がなんだか分からないから、結局訳も分からず飲んだり食べたりしているという人、結構多いんじゃないだろうか。「もっとシンプルで体に良いものがあれば」。誰もが望むそんなわがままに応えてくれそうなのが、野菜や果物をその風味や栄養素を損なわずにパウダー化した「NICE n EASY(ナイスンイージー)」だ。

目次

・「じゃあどの添加物を入れますか?」という業界の常識
・「これって素材そのものなんですよね」。圧倒的な選択肢が生み出す無限の可能性
・未完成だからこそ。NICE n EASYが業界に革命を起こすべく理由
・ストイックじゃなくてもいい。NICE n EASY的ゆるい健康生活のススメ


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「じゃあどの添加物を入れますか?」という業界の常識

今回話を聞いたのは、WEBマーケティング会社を経営する起業家であり、件の粉、NICE n EASY(ナイスンイージー)の生みの親である清水 拓也(しみず たくや)さん。


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清水 拓也さん「WEBマーケティングをやっている会社がなんで食品?」ってよく聞かれるんですけど、ぼくは新卒で入った以前の職場で、店舗の企画や運営とか、手触りのあるものを作っていたアナログ人間なので、今回もそういったものを作りたいと思ったんです
そうして始まった製品開発。苦労したのが、食品業界の常識である「添加物」の存在だった。

製品開発の時に、充填・加工会社の方から当然のように「添加物は何を混ぜる?」

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