スマホが壊れたら、自分で修理する時代に。買い換える必要がない“クラフト・スマホ”とは
も重視しており、鉱物資源についても人権侵害や環境破壊などにかかわっている「紛争鉱物」は使用しない方針をとるのだ。
※動画が見られない方はこちら
販売を願う人たちの声も少なくないが、現在のところ残念ながら日本で購入することができないのが、このFairphone。オランダをはじめとするヨーロッパなど地域ではシェアを伸ばしてきている。
現代の生活必需品であるスマホをどう選んでいくべきか
今までどんな理由でスマホを買い替えてきたのか、振り返ってみてほしい。「動作しなくなったから」「現在使用しているものが使いにくくて」という買い替える必要性の高い理由から、「今使っていたものが物足りなく感じるから」「ただ新しいものがほしいから」という客観的には必要性の低い理由までさまざまだろう。手軽に自分の気分次第で買い換えられる人がいるというのは、消費者が消費サイクルの最も上にいるからで、その力を使えば手にしているスマホの背景にある問題に変化をもたらす可能性を持っていることと同義なのだ。Fairphoneのような比較的持続性の高い製品に買い換えるとしても、少なからず環境に対するコストはかかってしまうが、まずはスマホを「買い換えるのが普通」