#015 “ポップアップストアの限界点”を感じた男が、販売を目的にしない「フラットなリアル店舗」を作る理由 | ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方
そこで考えたオールユアーズの店舗コンセプトはこんな感じ。
①フラットな場であること(全部見せる)②リンクする場であること(つながる)③シェアする場であること(おすすめする)
①フラットな場であること(全部見せる)僕らの考えに共感してくれる人たちにとっての「公共の場」でありたい。「お店は誰のもの?」という問いを僕は最近サービスを考えるときに起点にしています。よく考えるとお店は不思議な場所です。事務所は会社とそのスタッフがいれば成り立つ。でも、お店は「お客さん」が入ってきてくれて、初めてお店になる。お客さん=第三者がいないとお店じゃない。契約しているのは僕らなので、権利としては僕たちオールユアーズのものなんだけど、それだけじゃ成立しない。
新店舗は、1階がお店で、2〜3階が事務所なのですが、お店だけじゃなく事務所にも遊びにこれるように、オフィスを解放する日を作ります。それは僕らが働いている現場を見てほしいから。どんな場所でプロダクトが生み出されているか、その心臓部をお見せします。敷居が低くてお茶のみにくるような場所。そして“買う”以外に遊びにくる理由がある「友達の家のリビングのような場所」であり「フラッと立ち寄れる場所」