くらし情報『新潟の豪雪地帯が大きな美術館に。3年に1度の世界最大級アートフェスで自然について考える休日を』

新潟の豪雪地帯が大きな美術館に。3年に1度の世界最大級アートフェスで自然について考える休日を

そこに住む人々は、厳しい自然の条件下の元でも米作りを続け、自然との関係を切り離すことなく、この芸術祭の理念でもある”人間は自然に内包される”を体現してきた。そんな体験を美術として捉えることで、人間と自然との関係をどのように見つめ直していくかという大きな命題がこの芸術祭には託されている。

(*1)河川の中・下流域に流路に沿って分布する平坦面 (段丘面) と急崖 (段丘崖) から成る階段状の地形
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たくさんの失われた窓のために 内海昭子Photo by Kuratani Takuboku
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Palimpsest: 空の池 レアンドロ・エルリッヒ
当芸術祭には大きく7つのコンセプトがある。1.人間は自然に内包される2.アートを道しるべに里山を巡る旅3.世代、地域、ジャンルを超えた協働4.あるものを活かし、新しい価値をつくる5.ユニークな拠点施設6.生活芸術7.グローバル/ローカルこれらからは、人間と自然の農耕を通じた関係、里山の美しさ、ボーダーレスに人をつなげる協働、廃施設の再利用、生活のなかでの営みの美術としての再定義などが表現されている。また、「大地の芸術祭の里」としての地域づくりのあり方は、「妻有方式」

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