【シネマモード】少女の憧れ、ディズニーの新プリンセスは…
それはさておき。みなさんはラプンツェルをご存知でしたか?彼女は、もしかすると日本ではあまり馴染みのないお姫様ではないでしょうか。私がこのお姫様を知ったのはすっかり大人になってから。海外では知られた存在だったようですが、メジャー度は白雪姫、人魚姫、眠れる森の美女やシンデレラには敵いません。それが、今回大抜擢。ハリウッド・メジャーデビューを経て、晴れてハリウッドのトップセレブの仲間入り。2月13日には、すでに『トイ・ストーリー2』や『カーズ』が持つ最終的な世界興行収入を上回り、5億ドルを突破。大変な人気者の誕生というわけです。
この作品の魅力は、ストーリー性、メッセージ性、一度聴いたら忘れない素敵な音楽など、ディズニー作品が持つ伝統の数々を継承しつつ、最新の3D技術を組み合わせ、驚くべき映像表現となっているところ。特に、ラプンツェルの特徴である約21メートルにも及ぶ髪は見事です。長い髪が揺れ、輝くたびに、その手触りまで想像できそうなほどに(そう、シャンプーのCMで見る髪のように)、つややかで魅力的なのです。CGも、3Dもここまでリアルになるのかと驚かされることでしょう。
リアルといえば、囚われの姫が、自分の心の声に気づく姿にも共感できます。