鈴木杏、つかこうへい追悼公演「新・幕末純情伝」で5代目沖田総司に!
(Photo:cinemacafe.net)
昨年の7月に惜しまれつつ62歳の若さでこの世を去った劇作家・つかこうへいの追悼公演として、代表作のひとつである「新・幕末純情伝」がPARCO劇場(東京・渋谷)で上演されることになり、鈴木杏が沖田総司を演じることが明らかになった。
昨年1月にがんであることを公表し、7月10日に入院先で亡くなったつかさん。第一線で活躍する数多くの俳優が彼の演出を受けたことで実力を開花させたが、「幕末純情伝」は「熱海殺人事件」や「飛龍伝」、「蒲田行進曲」と並ぶつかさんの代表作で、1989年のPARCO劇場での初演以来、翌1990年、さらに2003年、2007年、2008年と4度にわたって再演されてきた。新撰組の沖田総司が女だったら?というユニークな設定で物語が展開。愛する土方歳三のために総司は勤皇志士たちを斬り続けるが、そんな彼の前に土佐の坂本竜馬が立ちはだかり、幕末の恋はヒートアップしていき…。
これまでに、初演と翌年の平栗あつみをはじめ、広末涼子に小野妃香里、石原さとみが主演を張ってきた。2003年の再演では「北の国から」(フジテレビ)シリーズで知られ、今回も演出を手掛ける杉田成道の下、広末涼子に加え、筧利夫という実力派俳優が参戦。