2011年8月24日 14:18
80歳高倉健、6年ぶりの映画は妻を亡くした男のロードムービー!
降旗監督は脚本の青島武と共にこの原案を再構築し練り上げ、夫婦の愛を描く心温まるロードムービーを作り上げた。
市川南プロデューサーによると健さんへのオファーは昨年の秋。年末に前向きな返答をもらい、今年の春から具体的な打ち合わせを進めてきたという。市川プロデューサーは「北陸から九州へ向けての旅で出会う、国語教師やイカ飯売りの凸凹コンビなどとのシーンでは、高倉さんのコミカルな演技も見られるかと思います。久しぶりの映画出演を決めた理由の一つには、降旗監督があるように思います。高倉さんは、降旗監督との仕事をいまの俳優さんたちに1本でも多く、経験させたいと思っていらっしゃるようです。共演者は現在最終調整中ですが、高倉さんと共演したことのない人も含まれています」と明かす。
撮影開始を前に健さんは「この物語に出会い心が動きました。
人が人を思い遣ること、生きることの切なさを思いました。降旗監督とご一緒できることも、6年ぶりの映画出演となる大きなきっかけです。スクリーンでみなさまにお会いできるのを楽しみにしております」と語る。2006年の天皇、皇后両陛下主催の文化勲章受章者・文化功労者を招いたお茶会に出席して以来、公の場に姿を見せていなかったが、満を持して再びスクリーンに!妻の洋子役をはじめとする共演陣が誰になるかも気になるところだ。