2011年8月29日 20:25
長谷川博己、脚本家からの追い討ちと大女優陣の共演に「カゲロウになった気分」
(Photo:cinemacafe.net)
映画『セカンドバージン』の公開を記念して、長谷川博己と田丸麻紀がトークイベントに登壇。ドラマ撮影時の思い出話に花を咲かせた。
NHKのドラマ10枠で放送された人気ドラマを新たに映画化した本作。バツイチの出版プロデューサーと既婚のIT社長の不倫愛、その周囲の人々をも巻き込んだ愛憎劇が日本、そしてマレーシアを舞台に繰り広げられる。
17歳年上の女性と恋に落ちる行を演じた長谷川さん。「女性の視点から描いているドラマなので、女性から見て素敵だと思う男性像を作らなければいけないと思った」と役作りを述懐。ドラマ撮影時には、脚本の大石静から「観客があなたを見たいと思わなければこのドラマは成功しない」とはっぱをかけられたそうで、「最初はプレッシャーでした」と明かす。しかも主要な共演陣は鈴木京香に深田恭子。
「大女優に囲まれてカゲロウになった気分で、だんだん影が薄くなっていくような気持ちだった…」と当時をふり返った。
田丸さんは行を担当する編集者・山田を演じたが、劇中の純愛について「年の差よりも魂のぶつかり合い。本気で人と関わるチャンスというのは素晴らしいこと」