『猿の惑星』トム・フェルトンインタビュー「“悪役”を思いっきり楽しんだよ」
今回、トムが演じるのはジェームズ・フランコ扮する科学者・ウィルの家で育てられた類人猿・シーザーが送り込まれてくる霊長類施設のオーナーの息子、ドッジ。類人猿たちを残酷に扱う、根っからのいじめっ子だ。本人曰く「控えめに言ってもあまりいいキャラクターじゃない」という役柄だが、『ハリー・ポッター』でも正義感みなぎるハリーをとことん敵視する“ヒール”役がハマっていたトムにとって、この役はお手の物…?
「もう最高!思いっきりいやらしく演じるチャンスを大いに楽しんだよ。悪役って往々にしてよく描かれているし、これだけ粘着性があって恐ろしいキャラクターを演じるときは、ほかのキャラクターを演じるときよりもがっつりと取り組むことができるんだ。それに自分と全く逆のキャラクターを演じるのってすごくいいことだと思うんだ。吐き捨てるようにセリフを言う役を演じるのはすごく楽しいよ。今回はそのぐらい意地の悪いキャラクターだったし」。
そう嬉しそうに語るその姿からは、この新たなキャラクターを存分に楽しみ、自分のものにした様子のトム。
今後もゴルフに励む5人のはみ出し大学生を描いた『From the Rough』や、スリラー映画『The Apparition』など幅広いジャンルの作品に挑戦しており、ますますその活躍が期待される。