2012年1月18日 16:16
第66回毎日映画コンクール 最高賞は『一枚のハガキ』、男優賞に『モテキ』森山未來
、『マイ・バック・ページ』でヒロインを演じた忽那汐里がそれぞれ受賞。
注目の女優主演賞には『毎日かあさん』の小泉今日子が、熾烈な女の戦いを制し見事受賞。第35回日本アカデミー賞で最多12部門を受賞した『八日目の蝉』は、永作博美の女優助演賞の1部門のみの受賞に留まった。
そのほか作品部門の日本映画優秀賞には、邦画でこれまであまり描かれることの無かった“移民”をテーマに生々しい街の姿を描いた富田克也監督の『サウダーヂ』。外国映画ベストワン賞には昨年のアカデミー賞受賞作『英国王のスピーチ』が選出された。また、インターネットによる投票で決める「TSUTAYA映画ファン賞」では、日本映画部門に三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』、外国映画部門では昨年シリーズに幕を閉じた人気ファンタジー最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』など個性豊かな作品が並んだ。
表彰式は、2月13日(月)に川崎市のシネマコンプレックス、チネチッタにて行われる予定。
受賞結果(主要部門)一覧
■作品部門
・日本映画大賞:『一枚のハガキ』
・日本映画優秀賞:『サウダーヂ』
・外国映画ベストワン賞:『英国王のスピーチ』
■監督賞、脚本賞
・監督賞:富田克也(『サウダーヂ』)