くらし情報『レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>』

2012年1月26日 20:28

レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>

ホテルの一室でのケンカのシーンだった。クリントは僕らにどう演じてほしいかを目の前で実演することにしたんだ。そこで、クリントと彼の仲間で「ローハイド」以来の付き合いがあるバディ・ヴァン・ホーンが実際にお手本を見せてくれたんだ。

イーストウッド:彼とはユニバーサルとの契約があった1953年から共演してきた仲なんだ。

アーミー:それで、僕らの前で2人が実演してくれたんだ。クリントはゆっくりと僕らのところにやって来て「よし、これは非常に重要なシーンだと思う。だからこのケンカについてはこんな風にやってほしい」と言って、実際にやって見せてくれた。しかも2人とも泣き叫びながら、床の上を転がり回って揉み合っていたよ。
実演を終えて、ホコリを払い落としながら立ち上がったクリントから「こんな感じでよろしく」と言われて、僕らは「はい、仰せのままに」という感じだったよ(笑)。

――70代、80代になっても新たな、そしてクオリティの高い作品を次々と生み出していますが、歳をとるということと仕事への情熱の関係は?
イーストウッド:年を取ることについては、いまのところいい感じだよ。順調だと思う。若いうちがピークだと言われる社会で暮らしているせいで、多くの人が後悔を感じているけれど、本当は人生の最盛期なんて人それぞれなんだよ。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.