【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!〜クラシック編〜
胸元のVカットやフィッシュテイルには花の刺繍をあしらうなど、ディテールに凝ったドレスに同色のタキシード風のジャケットを合わせている。
『ファミリー・ツリー』でジョージ・クルーニーの反抗的な娘を好演した20歳のシャイリーン・ウッドリーは、アップにした髪に白のドレスで60年代風のスタイルで人生初のオスカー授賞式に現われた。クロシェのモチーフをアクセントにした「ヴァレンティノ」のロングスリーブのドレスは少し重めな印象も与えるが、同時に年相応のみずみずしい若さも感じさせる。いまどきの無難なスタイルでお茶を濁さないこだわりで、今後のレッドカーペットを賑わせるひとりになってくれそうだ。
エマ・ストーンの「ジャンバティスタ・ヴァリ」のフューシャのドレスはネック部分の大きなボウが印象的。まとめ髪に「ルイ・ヴィトン」のクラッチとアクセサリー、ハイネックのデザインでかっちりとした印象だが、実は前身頃はウエストまでスリットがあり、動くと肌がちらりと見えるセクシーなデザインでもある。
TVシリーズ「30Rock」(原題)で主演、脚本、製作総指揮も務める才媛、ティナ・フェイは普段のコメディエンヌぶりとはまるで違う装いでレッドカーペットに現われた。