いきものがかりインタビュー 『名探偵コナン』から生まれた“いつか僕ら大人になる”
(吉岡)
「聴いた瞬間、“これ、いいねえ!”と反応してしまいました。メロディがキャッチーで、サビでつかむものがある。『コナン』の世界観を意識している一方、いきものがかりらしさの中に収まってもいるんですよね。歌謡ロックのイメージで作った曲たち、例えば『HANABI』や『ブルーバード』に近いものを感じました」(水野)
多くに愛されてきた『名探偵コナン』の世界は、いきものがかりの面々にとっても“大きなもの”だったよう。
「子供の頃にコミックを読んでいましたね。友達の家に行って、一緒に読んだりもして。当時の僕にとって、『コナン』は結構な衝撃だったんですよ。だって、小学生が読むには意外とキツめの描写が出てきたりもするじゃないですか(笑)。
ドキドキしながら読んでいたのを憶えていますね。あと、“新一はいつ大人になるんだろう?”って…」(山下)
「でも、いつまでも大人になってほしくないでしょ(笑)?私の場合はTVアニメの記憶が鮮烈なんですよね。アニメを見ながら主題歌を歌っていたりもしましたから、そんな作品に関わらせてもらえたのが光栄。これだけ長く続いているうえに男女共に好かれている『コナン』って、本当にすごいなと思いますね」