2012年7月18日 20:42
奥田瑛二、ブラジルでの撮影で“奥田塾”を開校? 「ノーギャラです(笑)」
れた心』です!」と一同ツッコミを入れるなど、会場を一気に笑いで包んだ。
本作で事件に巻き込まれていく主人公・タカハシを演じた伊原さんは、題材となった実話について「この作品のお話をいただくまで、僕も知らなかった」。「オウム真理教の事件や、会社の中にだってある“人間の弱さ”という普遍的なテーマを描いています」と映画をアピールした。
伊原さんと夫婦を演じた常盤さんも、映画のオファーがあるまでこの事件を知らなかったというが、「日本人移民が世界で一番多い国で起こった出来事なのに、ほとんどの人が知らないと思います。この作品を知って“恐怖”を凄く感じました。特に報道規制への恐怖が強かったです」と、人々を扇動する戦時の報道規制の恐ろしさを口にした。また、常盤さんは今回の撮影現場で“キエモノ”と呼ばれる撮影に使われる料理を初めて自ら手作りでふるまったそうで、「みんなの結束があってできた映画です」と充実した表情。本作が公開を迎えられることに「奇跡的に嬉しい!」と喜びを露にした。
過激な愛国主義者で元帝国陸軍のワタナベを演じたのが、奥田さん。本作には俳優として参加したものの、撮影現場ではいつの間にかアソシエイト・プロデューサーまで兼任していたそう。