堤幸彦×貫地谷しほり 日本で一番泣ける劇団の名作舞台「くちづけ」が映画化決定!
本作で主人公・マコと恋に落ちるうーやん役に加えて、脚本も務めた原作者の宅間さんは、元々小さな新聞記事からこの物語の発想を得たという。今回の映画化にあたり、オリジナルのキャラクターも交えて脚本を手がけたそうだが、これを読んだ主人公・マコ役の貫地谷さんは「衝撃的だった」と話し、「今回の話はフィクションですが、現実というものに胸が締めつけられました」とショックを隠せない様子。また、マコの父・いっぽん役の竹中さんは、『僕らのワンダフルデイズ』で貫地谷さんと共演経験があり、そのときも親子役を演じたが、「『僕らの~』では娘に嫌われている関係でした。さて、今回は…?」と好奇心を掻き立てるコメントを寄せる。
宅間さんは今回、かなり研究して役に挑んだようで「なかなかない役どころで、しかもかなりエキセントリックな個性の持ち主ですが、実際にこんな人いるんです!と取材先の方々から太鼓判を押されました。驚きと笑顔でこの“うーやん”というキャラクターをご覧いただいて、観終わって愛してくれたら役者冥利に尽きます」と話す。そんな宅間さんの脚本の魅力について堤監督は「笑うこと、泣くこと、社会的メッセージ。どれからも逃げずに構成されている」