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女優の中村静香が11日、都内で行われたタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の取材会に、宅間孝行、矢島舞美、古屋敬多(Lead)、松本幸大、三戸なつめとともに出席した。宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、今回10年ぶりの上演となる。舞台は、長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリーで、最後には衝撃の展開が待ち受けている。タクフェス初参加の中村が演じるのは、主人公・三上夕(矢島舞美)の親友・高橋薫。「『夕 -ゆう-』に出演するにあたっていろんな方から『あの名作に出るんだね』って連絡をもらうんです。そう言われるたびに、そんな素敵な作品に出られるんだという喜びと同時にプレッシャーも感じています」と心境を語った。続けて、「宅間さんが細かく丁寧に演出をつけてくださって、キャストの皆さんもすごく前向きで、よりよい作品にしようと一生懸命取り組んでいて、過去の映像も参考にしながら、どうやったらオリジナリティを出せるかと絶賛模索中です。このキャストの皆さんと素敵なものを作ってお届けしたいという意気込みで頑張っていますので、私も皆さんに必死に食らいついて、お稽古に励みたいと思っています」と意気込んだ。本作は長崎弁での演技となり、関西出身の中村は「音源を頼りにやっています。今稽古場で皆さん普段の雑談も長崎弁でやっていこうと意識してやっていて、『~ばい』とか『ばってん』というのを取り入れてやっています。『ばってん』とか好きですね」とにっこり。「ばってん頑張ってください!」と言われると、「頑張るとよ!」とキュートな長崎弁を披露した。本作のビジュアルでは制服姿を披露しているキャスト陣。女性陣はセーラー服を身にまとっており、中村は「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と恐縮し、三戸は「まだいけるなと思いました。みんないけるよ!」と話していた。タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、11月1日~10日 に東京・サンシャイン劇場、11月14日~17日に大阪・梅田芸術劇場、11月20日に長崎・アルカスSASEBO 大ホール、11月23日に福岡・キャナルシティ劇場、11月29日~12月1日に愛知・ウインクあいち大ホール、12月12日に北海道・カナモトホールにて上演。
2024年10月11日元℃-uteで女優の矢島舞美が11日、都内で行われたタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の取材会に宅間孝行、古屋敬多(Lead)、松本幸大、中村静香、三戸なつめとともに出席。第1子出産後の復帰作となる本作への意気込みを語った。宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、今回10年ぶりの上演となる。舞台は、長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリーで、最後には衝撃の展開が待ち受けている。主人公の三上夕役は、元℃-uteのリーダーとして活動後、映画、ドラマ、舞台等で女優として活動している矢島舞美。今年7月に第1子が誕生したことを報告し、本作が出産後の復帰作となる。矢島は「タクフェスの中でも人気の作品で、『夕 -ゆう-』ファンという方がたくさんいらっしゃると思いますが、この座組で過去の作品を越えられるように。絶対越えます! なので見に来てください!」と意気込んだ。復帰作となるが、「稽古に入るとそこに集中しちゃうので1日があっという間に終わって、夜になって『子供泣いてないかな』って急いで帰るみたいな感じですね。帰ったら寝ている子供を見て癒やされて」と育児との両立について話し、「子供にかっこいいお母さんだと思われたいので頑張りたいと思います」とにっこり。現場で演じる楽しさも改めて感じているようで、「久しぶりに稽古場に来て、みんなで集中してやっているというのがすごく楽しくて、今日もあっという間に終わったというのが連日続いています」と充実した表情を見せた。その後、本作の一部を披露。甘酸っぱい青春ラブストーリーを感じられるシーンで、矢島は涙の演技も見せていた。タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、11月1日~10日 に東京・サンシャイン劇場、11月14日~17日に大阪・梅田芸術劇場、11月20日に長崎・アルカスSASEBO 大ホール、11月23日に福岡・キャナルシティ劇場、11月29日~12月1日に愛知・ウインクあいち大ホール、12月12日に北海道・カナモトホールにて上演。
2024年10月11日宅間孝行が作・演出を手がけるタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の全キャストが発表された。『夕 -ゆう-』は、長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」を舞台に、相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリー。宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスで2003年に初演され、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、ほかの劇団や学生演劇などにも愛される名作だ。既報の通り、主人公の三上夕役は、アイドルグループ「℃-ute」のリーダーとして活動後、現在は映画、ドラマ、舞台など俳優として活動中の矢島舞美が演じる。共演には、これまで宅間が演じていた“もっちゃん”こと相川元弥役で、今回がタクフェス初出演となるダンスボーカルユニット「Lead」の古屋敬多、元弥の親友・塩屋憲太郎役で松本幸大、夕の親友・高橋薫役で中村静香、「長崎のキングギドラ」の異名を持つ相川3兄弟の元弥の弟・雅弥役で久保田秀敏、兄・欣弥役で伊藤裕一が名を連ねた。そのほか、タクフェス常連の三戸なつめ、浜谷健司、大薮丘に加え、タクフェス初参加となる、廣瀬智紀、福冨タカラ、吉田英成、吉川真世が物語を彩る。また元弥の母・浩子役は藤田朋子、父・登役は宅間が演じる。さらに、個性豊かな出演者が夕顔が咲く窓から顔を出し“夕”の文字を形どったビジュアルと、ビジュアル撮影の様子を垣間見ることができるスポット映像が公開された。『夕 -ゆう-』は、2024年11月から12月に東京、大阪、札幌、名古屋、福岡で上演となる。タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』スポット映像タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』出演者コメント■古屋敬多『夕 -ゆう-』は映像で観させていただいたのですが、冒頭から耳馴染みのある九州弁が聞こえてうれしい懐かしさ(福岡出身なので)を感じました。自分が小さい頃に見た親戚の集まりの空気感をそのまま閉じ込めた感じというか(笑)。それほど地元感あふれる作品なんです。日常的でハツラツでカラッと夏を感じるこの世界に思わず「飛び込みたい!」と思ってしまうのは僕だけじゃないはずです。■松本幸大タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』で塩谷憲太郎を演じさせていただきます!松本幸大です。長年愛され続けているタクフェスさんに初参加させていただけることうれしく思います。10年前の『夕』の映像を見させてもらったんですが……この作品は僕にとって新たな経験とチャンスになる作品だと感じました。タクフェスファンの皆さんや観にきてくださる方々に僕が憲太郎を演じてよかったと思っていただけるように全身全霊で演じさせていただきます!!!劇場でお会いできることを楽しみにしています♡■中村静香高橋薫役で出演する中村静香です。今回初めてタクフェスに参加させていただくので、うれしさと緊張が入り混じっています。スチール撮影では昭和にタイムスリップしたかのようで和気あいあいと進みました。その時代を私自身も楽しんで演じていきたいと思います。青春の甘酸っぱさと人情の温かみが詰まったこの物語を、素敵なカタチで皆さまにお届けできるよう稽古に励みます。各地方も周りますのでぜひ皆さんお越し下さい。■久保田秀敏タクフェス『夕 -ゆう-』に相川雅弥役で出演させていただきます久保田秀敏です。以前『タクフェス』の作品を観劇した時、凄く感動して泣いたのを覚えています。そんな『タクフェス』に一度は出てみたいと思っていたので、今回このような機会をいただけて本当にうれしいです。今回は再演ということで前回の資料映像を拝見させていただいたのですが、あっという間に見終わって気付いたらまたボロボロと泣いていました。リズミカルでコミカルなお芝居の中に、心を揺さぶる情感あふれる景色が沢山彩られています。九州が題材ということもあり、自分の生まれ故郷の懐かしい方言に囲まれながら楽しく作品作りをしていきたいと思います。お楽しみに!■伊藤裕一10年前は、客席におりました。苦しいこともたくさんありましたが、頑張ってきて良かったと、心から思います。『夕 -ゆう-』という作品に込められた想い、繋いできた全てのキャストの皆さまの想いを受け継いで、責任を持って努めます。あの頃の自分と、そして、ご覧になる皆さまにお届けできることが今から楽しみです。宅間さんをはじめ、キャストの皆さまと、早くお会いしたいです。嗚呼、すぐにでも稽古をはじめたい。■三戸なつめタクフェス『夕 -ゆう-』の信子役を演じます。三戸なつめです。今回2度目のタクフェスですが、また熱い日々を送れるのかと思うととても楽しみで震えています!2014年に上演された『夕』も大好きな作品のひとつです。今回信子役をいただき、思いっきり!楽しもう!と思っています。そしてツアーで各地を回れることも楽しみです。美味しい物沢山食べたいです。切ない恋の物語を、ぜひ劇場で見届けていただけるとうれしいです!■浜谷健司タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』に参加できる喜びを噛みしめています。三上操役の浜谷健司です。宅間さんを中心にメンバー、スタッフと濃い時間を過ごすと思うと、楽しみです!前回の『夕 -ゆう-』は観させてもらいましたが、今回のキャストでまたキャラも変わり、新しい『夕 -ゆう-』になるはず。王道の純愛は軸に、宅間さんの頭の中で楽しい計算がされてるような気がします!今回も、お客さまを楽しませるために、頑張りたいと思います!■廣瀬智紀この度タクフェスに初参加させていただきます廣瀬智紀です。あのタクフェスに参加できるということでとても胸が高揚しております。過去公演の『夕 -ゆう-』の映像を観たときに、登場人物たちの体温というか、人情そのものを画面越しでも感じられたことにとても感動し、自分もこの世界を生きたいと思いました。新しい環境で、宅間さんの元でお芝居に臨めることがとてもうれしいです!精一杯頑張ります!!■福冨タカラ長年たくさんの方に愛され続けているタクフェスに今回参加できること、大変光栄に思います。作中での友だちや家族との少しお節介にも感じるくらいの関係性に、とても心がほっこりしました。コミカルなやりとりと、心がギュッとなるけどどこか爽やかな切なさを大いに笑って大いに泣いて楽しんでいただけるよう、キャストの皆さまの胸を借りつつ、精一杯努めます。劇場でお会いできる日を楽しみにしております!■大薮丘この度、坂田くん役を演じます。かつてこっしーさんが演じてた役でまさか自分が演じることになるとは思いませんでした。本当にうれしいですし、こっしーさんの坂田くんは本当に面白かった。素敵でした。ちゃんと引き継いでいかないと。そして僕個人的にはタクフェスに出演するのが今回で4回目になります。みんなを引っ張っていけるような存在になりたいです!いっぱい稽古してみんなで最高の『夕 -ゆう-』を作り上げていきたいと思ってます! 宅間さんを筆頭にはなりますが、宅間さんに頼るだけじゃなく、カンパニー全員で色んなアイディアを出して作っていきたいと思ってます。■吉田英成この度ガリバー役で出演させていただきます吉田英成(よしだ えいせい)と申します。全国の劇場で皆さまにお会いできることを今から大変楽しみにしています。今回の役は、“ガリ勉でアニメオタクの転校生”で、自分とは真逆のキャラですが、楽しんで演じたいと思います。今回の作品で、相手に自分の想いを素直に伝えることがいかに大事なことなのか、改めて気づきました。笑いの中に感動あり。この作品が多くのより多くの方に見ていただきたいです。是非劇場にてお待ちしております。■吉川真世三上波役を演じさせていただきます、吉川真世です。『夕 -ゆう-』という作品は、家族、友情、そして恋という「愛」がたくさん詰まっている物語であり、お客さまにもすごく愛されている作品だと思います。私自身、三上波という役にたくさんの「愛」を込めて、この作品を皆さんにお届けしたいと強く思っています。切なくて甘酸っぱい最高の青春をこの秋、私たちと一緒に過ごしましょう!皆さまのご来場を心からお待ちしております!■藤田朋子再演を重ねる絶大なるタクフェスファンの皆さまの愛する作品への参加は緊張いたしますが、お国言葉の扱い含めて私らしく存在できたらいいなと思っています。舞台は私のスタートのテリトリーです。大学時代に影コーラスで参加したミュージカル『MONKEY』で通ったサンシャイン劇場のステージへの登場は、感慨深くうれしい気持ちです。どうぞ宜しくお願いいたします。【あらすじ】ボディコン、DCブランド、校内暴力、そしておニャン子クラブ。好景気に沸いた1980年代の長崎から物語は始まる。舞台は長崎のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。そこに住むヤンキー兄弟、相川欣弥、元弥、雅弥の3人は地元では「長崎のキングギドラ」の異名で恐れられていた。そして、底抜けに明るくて底抜けにおバカな次男坊、元弥こと「もっちゃん」に淡い恋心を寄せる隣に住む幼馴染の三上夕。伝えたいけど伝えられない青春の片思い真っ只中!!でも、そんな想いをしらない元弥は夕の親友である高橋薫に夢中、そんでもって薫はというと元弥の親友の塩屋憲太郎に恋をしてたりなんだりするからもう大変!恋と友情の板挟み。これぞ青春!これぞ初恋!!切ないとはこういう事だ!!!そして青春時代の甘酸っぱい想いを抱えたまま大人になっていく夕たち。それぞれの初恋はどんな結末を迎えるのか、伝えきれず言葉にできなかった想いの行方は……誰にでも身に覚えのある淡い初恋の思い出。どこにでもあるような平凡なラブストーリー。しかし!だからこそ泣ける!!その想いがわかるからこそ泣ける!!宅間孝行が恥ずかしげもなく描いた切ない青春ど真ん中ラブストーリー。あなたは劇場で今までに聞いた事のない量のすすり泣きを聞くことになる!?あなたを青春時代にお連れしましょう。<公演情報>タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』作・演出:宅間孝行出演:矢島舞美、古屋敬多(Lead)/松本幸大、中村静香、久保田秀敏、伊藤裕一、三戸なつめ浜谷健司/廣瀬智紀、福冨タカラ、大薮丘、吉田英成、吉川真世(劇団4ドル50セント)/藤田朋子/宅間孝行【東京公演】日程:2024年11月1日(金)~10日(日)会場:サンシャイン劇場【大阪公演】日程:2024年11月14日(木)~17日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ【福岡公演】日程:2024年11月23日(土・祝)会場:キャナルシティ劇場【名古屋(愛知)公演】日程:2024年11月29日(金)~12月1日(日)会場:ウインクあいち大ホール【札幌(北海道)公演】日程:2024年12月12日(木)会場:カナモトホール(札幌市民ホール)公式サイト:
2024年08月01日宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェスの第12弾『夕 -ゆう-』が、11月より上演されることが決定した。宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにタクフェス第2弾として2014年にも上演され、他の劇団や学生演劇などにも愛される作品『夕 -ゆう-』の10年ぶりの上演だ。宅間はコメントで「『夕 -ゆう-』が一番好き。沢山の人から言われて来ました。次世代とともに紡ぎ出す新しい『夕 -ゆう-』、80年代の懐かしくも笑える昭和を今でしか見られないメンバーで蘇らせます。是非、見届けてください!」と作品への想いを語った。舞台は⻑崎のとある町にある海の家兼⺠宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい⻘春ラブストーリーだ。一見どこにでも、誰にでも経験のあるような⻘春時代の思い出。そして最後には思いも寄らぬ衝撃の展開が、感動の嵐を巻き起こす。主演には、「°C-ute」のリーダーとして活動後、現在は映画、ドラマ、舞台等、俳優として活動中の矢島舞美が決定。三上夕を演じる。先日第1子が誕生したことを報告し、本作が出産後の復帰作となる。矢島舞美 扮装ビジュアルタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、2024年11月から12月にかけて東京、大阪、福岡、名古屋、札幌にて上演される。<コメント全文>■作・演出 宅間孝行『夕 -ゆう-』が一番好き。沢山の人から言われて来ました。だからこそ自分が出なくても作品は愛されて続けて欲しい。今後、かつての作品に私としては違った形で関わる新世代シリーズが続くであろうかと思います。昨年の『晩餐』しかり。次世代とともに紡ぎ出す新しい『夕 -ゆう-』、80年代の懐かしくも笑える昭和を今でしか見られないメンバーで蘇らせます。是非、見届けてください!■主演・矢島舞美タクフェス初参加になります、三上夕役の矢島舞美です。『夕 -ゆう-』は温かく切なく、どこか懐かしさを感じる甘酸っぱい作品です。友情と恋心の狭間で揺れ動く葛藤や、複雑な想いを抱えたまま大人になって感じる事……きっと幅広い年齢層の方々が共感し、楽しんでいただけると思います。ずっと変わらずそこにある⺠宿兼海の家『あいかわ』で時の流れと共に変わって行く登場人物たちの人間関係や成⻑を感じていただけたら嬉しいです。【あらすじ】ボディコン、DCブランド、校内暴力、そしておニャン子クラブ。好景気に沸いた1980年代の⻑崎から物語は始まる。舞台は⻑崎のとある町にある海の家兼⺠宿「あいかわ」。そこに住むヤンキー兄弟、相川欣弥、元弥、雅弥の3人は地元では「⻑崎のキングギドラ」の異名で恐れられていた。そして、底抜けに明るくて底抜けにおバカな次男坊、元弥こと「もっちゃん」に淡い恋心を寄せる隣に住む幼馴染の三上夕。伝えたいけど伝えられない⻘春の片思い真っ只中!!でも、そんな想いをしらない元弥は夕の親友である高橋薫に夢中、そんでもって薫はというと元弥の親友の塩屋憲太郎に恋をしてたりなんだりするからもう大変!恋と友情の板挟み。これぞ⻘春!これぞ初恋!!切ないとはこういう事だ!!!そして⻘春時代の甘酸っぱい想いを抱えたまま大人になっていく夕たち。それぞれの初恋はどんな結末を迎えるのか、伝えきれず言葉にできなかった想いの行方は……誰にでも身に覚えのある淡い初恋の思い出。どこにでもあるような平凡なラブストーリー。しかし!だからこそ泣ける!!その想いがわかるからこそ泣ける!!宅間孝行が恥ずかしげもなく描いた切ない⻘春ど真ん中ラブストーリー。あなたは劇場で今までに聞いた事のない量のすすり泣きを聞くことになる!?あなたを⻘春時代にお連れしましょう。<公演情報>タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』作・演出:宅間孝行出演:矢島舞美2024年11月~12月上演※詳細は後日発表HP:
2024年07月26日宅間孝行の名作『夕』が、6月から7月にかけてシアターサンモールにて上演されることが決定した。本作は、宅間率いる劇団・東京セレソンデラックス(12年に解散)が2003年に初演し、05年と08年に再演された笑いと涙の名作青春ハートフルコメディー。長崎の民宿「あいかわ」を舞台に、男女の幼馴染たちが高校時代から大人へと移り変わっていく中で、家族や友人やご近所さんたちと共に泣いて笑って過ごした青春時代を描く。今回の公演は、08年版を観て大ファンになったという演出家・田邊俊喜が、劇団解散後の19年の再演に引き続き演出を務める。主人公の相川元弥役には、近年数々の舞台で主演を務め、今年関西ジャニーズJr.を卒業して舞台中心に活躍を続ける今江大地。ヤンキー少年だった元弥に高校時代から想いを抱きながらずっと言い出せないまま大人になっていく少女・三上夕役には、企画、プロデュース、出演をこなすソロプロジェクト“カリンカ”を立ち上げ活動を続ける橘花梨を迎え、サタケミキオ名義で書かれた宅間孝行の名作の再演に挑む。<キャスト コメント>■今江大地はじめまして。舞台『夕-ゆう-』で、相川元弥として出演いたします今江大地です。この作品は、日本で一番笑って泣ける!と言われ何度も再演をし、たくさんの方に愛されているものです。そんな作品に出演できることがめっちゃ嬉しいです。こころ温まる物語であり、普段から意識していなかった「想いを伝える」について考えさせられるメッセージ性もあると感じました。観に来てくださった方が、よかったと思えるような、そんな出会いができるように頑張ります。また長崎の方言にも初挑戦します。是非観に来てください。劇場でお待ちしてます。■橘花梨はじめまして。三上夕役の橘花梨です。今回舞台『夕-ゆう-』に出演させていただける事、大変嬉しく思います。私は十代の頃に初めてこの作品に出逢いました。当時から本当に大切で、ずっと憧れてきた作品です。人生の切なさや喜び、悲しみや希望がいーっぱい詰まったこの作品、一人でも多くの方の心にお届けしたいです。たくさんの方に観て頂けますように。劇場でお待ちしております!<公演情報>LEGEND STAGE PRODUCE 『夕-ゆう-』6月30日(木)~7月9日(日) シアターサンモール脚本:宅間孝行演出:田邊俊喜総合プロデューサー:黒谷通生(レジェンドステージ)【出演】相川元弥:今江大地三上夕:橘花梨塩屋憲太郎:松本旭平高橋薫:藤麻理亜坂田:山﨑雅志相川雅弥:齋藤陽介徳永:三上俊信子:師富永奈三上波:平子かなガリバー:篠原孝文相川欣弥:中村誠治郎相川登:森大三上静子:小玉久仁子相川浩子:ザンヨウコ宇津見緑:武藤晃子【チケット料金】全席指定:9,500円(税込)一般発売:6月上旬予定チケットに関するお問合せ:公演事務局TEL 0570-200-114(11:00~18:00 日・祝休業)公式サイト:公式Twitter:
2023年04月21日結婚したころには4人そろっていた、私の祖父母。あれから11年…今は1人だけです。そんな祖母ももう90歳すぎ…小さい頃から私のつたない話を一生懸命きいてくれて、アドバイスをくれた大切な祖母は、遠方に住んでいるのでなかなか頻繁に会いに行くことができません。たまにお手紙を書いたり電話をしたりするのですが、そんな祖母が一番喜んでくれるのが、子どもたちの写真を送ったり、電話でお話したりすることです。 離れて暮らす祖母に、1月に1度の子どもカレンダー。おすすめです!
2023年04月11日第3回グランツプロデュース公演『くちづけ』が2022年12月15日 (木) ~12月25日 (日))に新宿シアタートップス(東京都練馬区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 『くちづけ』知的障がいのある娘のマコを、男手ひとつで育てる愛情いっぽんは、 かつては人気漫画家だったが休業し、すでに 30 年がたっている。知的障がい者のためのグループホーム「ひまわり荘」に住み込みで働き始めたいっぽん。 マコはそこで出会ったうーやんに心を開くようになる。そんなある日、いっぽんに病気が見つかるのだった。公演概要第3回グランツプロデュース公演『くちづけ』公演日:2022年12月15日 (木) ~12月25日 (日)会場:新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3丁目20-8 TOPS HOUSE 4F)■出演者紀伊修平 / 小飯塚貴世江 / 藤原啓児 / 松本紀保 / 難波なう / 内田健介 / 重田千穂子 / 佐藤亮太 / 大西あすか / 宮崎恵治 / 山形敏之 / 水町レイコ / 鈴村近雄■スタッフ作: 宅間孝行 / 演出: 飯田浩志 / 音楽: 印南俊太朗 / 美術: 竹邊奈津子 / 照明: 鷲崎淳一郎(ライティングユニオン) / 音響: 坂口野花(TEO) / 舞台監督: 小笠原幹夫(劇工房 双真) / 映像制作: 込山正徳(有限会社ファルーカ) / 宣伝美術 制作: 星幸恵(星企画)、一般社団法人グランツ / プロデューサー: 飯田浩志 / 助成: 文化庁 令和3年度補正予算事業、ARTS for the future!2(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)■タイムスケジュール(日時指定・全席指定席 受付は開演の 60 分前、開場は 30 分前)12 月15 日(木)19 時16 日(金)14 時17 日(土)14 時18 日(日)14 時19 日休演日20 日(火)19 時21 日(水)14 時22 日(木)14 時23 日(金)14 時24 日(土)14 時25 日(日)14 時※上演時間:約2時間■チケット料金全席自由:5,000円(税込)★カンフェティ席 4,000円■団体概要『全ての人が表現することで輝くために』一般社団法人グランツは、障がいがある人の劇団『横浜桜座』を運営することからその活動が始まりました。現在は劇団『横浜桜座」の運営の他、障がいのある人やご高齢の方の訪問介護事業、障がいのある人のための相談支援事業、障がいのある人の芸術文化・スポーツ活動の支援などの事業を通して、全ての人のクォリティオブライフに貢献する事を目的に日々活動しております。また、障がい福祉をテーマにした演劇製作も行い、インクルーシブな表現活動を積極的に展開しております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月01日宮崎秋人、大薮丘、一色洋平ら、着実に経験を重ねてきた若手俳優陣が主軸を担う『その男、ピッグテイル』が11月22日(日)に開幕する。この公演が目指すのは、「しっかりと構築されたストーリー性のある演劇作品」を「劇場空間でなければ味わえないダイナミックな演出」で上演すること。ここで演出を担うのは、劇団"tsumazuki no ishi"を主宰するほか、最近では小林聡美・八嶋智人・野間口徹の顔合わせで話題となった3人芝居『あなたの目』の演出を手掛けた寺十吾だ。俳優としても百戦錬磨の彼が、志の高いカンパニーを粛々と率いる。脚本を手掛ける秋之桜子は「山像かおり」の名で俳優としても活躍する人物。2005年に立ち上げた二人芝居で脚本を担当し、以降、コメディからシリアスまで実直に書き上げる脚本家として成長を遂げた。文学座の松本祐子・奧山美代子と立ち上げた演劇企画集団「西瓜糖」では、大正から昭和へ至る時代性を物語に織り込んで評判となった。キャストも実に彩り豊かだ。主演を務める宮崎秋人は人気俳優ユニット「D-BOYS」で活躍、時代劇から音楽劇、シチュエーション・コメディまでを自在にこなす。大薮丘は『テニスの王子様』で才能を発揮、その後も和田憲明や宅間孝行ら実力派演出家の作品を経験してきた。一色洋平はストイックな活動を重ねる早稲田大学演劇研究会出身。演劇集団キャラメルボックスへのゲスト出演者としては異例の「2作品連続主演」を果たした逸材だ。物語の舞台は江戸から明治へ時代の大きな転換期にあった日本。社会の価値観の急激な変化に戸惑いながらも、明日へ向かう若者達の「生」を描き出す。身分に関係なく、これまでの価値観が180度変化した時代において、時代と格闘しながら生きる者たちの物語だ。公演は29日(日)まで、東京・池袋あうるすぽっとにて。「東京芸術祭2020」参加作品となる。文:小川志津子『その男、ピッグテイル』作:秋之桜子演出:寺十 吾出演:宮崎秋人大薮 丘一色洋平/前島亜美町田マリー加山 徹高山春夫吉村公佑今井勝法中山朋文碓井将仁ほか2020年11月22日(日)~11月29日(日)会場:東京・あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
2020年11月22日宅間孝行が作・演出・出演を務める「タクフェス」の第7弾、『流れ星』東京公演が11月13日(水)に開幕する。俳優や業界人にファンの多い宅間作品、今回は田中美佐子、飯豊まりえが初出演を果たす。同作は、2006年に初演、2009年に再演された劇団「東京セレソンデラックス」の代表作。今回はキャストを一新して、10年ぶりのお目見えとなる。物語の舞台は、高度経済成長期真っ只中の昭和45年、東京。人と人とが、まだかろうじて、人情でつながっていた時代だ。宅間のコメントによると「愚直な、不器用な古き良き日本人の姿に、グッとくることと思います」とのこと。東京の片隅にある古びた下宿屋「徳秀館」を営む星野謙作(宅間)と夏子(田中)夫婦の仲は冷え切っていた。ある日、謙作が出先で突然倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまう。その初七日を終えた夜、魔法使いを名乗るマリー(飯豊)に導かれ、夏子は謙作と結婚をする前の時代にタイムスリップをすることに……。かけがえのない人の、かけがえのなさに気づく時、その人はもういない。身を切るような切なさは、きっと誰の胸をも打つことだろう。大切な誰かがいるのに、伝えたい言葉が見つからない。そんなあなたはハンカチを握りしめて劇場へ行こう。11月24日(日)までサンシャイン劇場、11月28日(木)から12月1日(日)まで愛知県産業労働センター ウインクあいち、12月4日(水)から8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。文:小川志津子
2019年11月12日女優の飯豊まりえと劇作家で俳優の宅間孝行が1日、舞台『流れ星』(12月4~8日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)の取材会を大阪市内で行った。宅間が主催する演劇プロジェクト「タクフェス」の第7弾となる本作は、06年に初演、09年に再演された東京セレソンデラックスの人気作で、10年ぶりの再々演。東京で下宿屋を営む熟年夫婦の夫(宅間)が突然亡くなり、その初七日の晩に現れたマリー(飯豊)の力で、残された妻(田中美佐子)が結婚前の70年にタイムスリップし、意外な事実を知ることになる。全国各都市を巡る公演ツアーは先月からスタート。本格的な舞台出演は本作が初となる飯豊は「舞台は生の反応が返ってくるので楽しい。みんなでひとつになって、いいものを届けようという緊張感もあって幸せな時間」と手応えを感じているようだ。そんな飯豊について、作・演出を手がける宅間は「最初は声もちっちゃくて不安もあったけど、稽古を重ねるごとに成長。期待を超える結果を出してくれています」と評価。今では「(出演者の中では)一番年下ですが、『まりえ、頼むよ』と頼りにしてます」と語った。飯豊が演じるマリーは“魔法使い”と称して不思議な力を操るという役どころ。「すごくいい役。魔法使いってだけで楽しくないですか? 小さいときからなりたいと思ったけど現実にはなれないし(笑)」と目を輝かせる飯豊は、少々口の悪い魔法使い役とあり、「今まで絶対に言ったことがないようなセリフ」にも挑戦。「ババア!」「ケツの穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタいわせる」などの過激なセリフを楽しんで演じているという。さらに、「公演の初日に(共演の)ダンカンさんから『マリー、緊張しない魔法かけて!』って言われて、ツボ押しをしてあげました(笑)」となど舞台裏も和気あいあいの様子。飯豊は「舞台ってこんなに仲間同士の信頼感があるんだ!って、テンション上がりながらやってます。どんどん楽しくなってるので、最後は『終わりたくない!』って泣いてるかも」と、充実の笑顔を見せていた。
2019年11月02日10月26日公開の映画『あいあい傘』の試写会が15日、都内で行われ、倉科カナ、立川談春、宅間孝行監督が出席した。本作は、宅間孝行が主宰する劇団「東京セレソンデラックス」の2007年に初演された舞台劇を映画化したもの。生き別れてしまった父と娘の切なくも心に沁みる5日間の物語を感動的に描く。映画の主演を務めるのは5年ぶりとなる倉科カナ。本作では25年ぶりに父親と再会を果たすヒロインを熱演している。「役者としてイチから役を生むことも価値はありますが、私はさつきちゃんと近い境遇でした。自分の中にある痛みを力に変えて演じれる役だと思い、ご縁みたいなものを感じましたね。運命じゃないかなと。見終わって、私自身も救われました」と本作で演じたさつきとの共通点も多かったという。倉科が演じるさつきの父親・六郎を演じたのが立川談春。2014年に放送されたTBS系『下町ロケット』の立川を見たプロデューサーが熱烈オファーしたという。これ対して1年以上出演を断り続けたという立川は「そのせいで公開が遅れました。本当なら2~3年前に世の中に出ていないといけないんですが、僕のせいでどうもすみませんでした」と謝罪の言葉を口にしながら、「この映画はワンテーマ。映画でワンテーマって恐らくないんです。父と会うとか、家族ってなんだ? っていう地味なことなんですが、ものすごい賭けだと思います。それぞれの立場の人がそれぞれの思いや賭け、決心をして作った映画。これから楽しんで見ていただければありがたいです」とアピールした。父と娘が再会を果たしたシーンが見どころの一つであり、倉科は「談春さんとの距離感をとても大切にしていて、ほとんど現場でお話をしていません。そこだけは距離感が大切だったので、あのシーンに持っていました」と同シーンを収録するまで意識的に立川との接触を控えていたという。対する立川は「その思いを知らないからさ、しばらく俺嫌わているのかと思ったよ。目も合わせてくれないんだから。呼ばれてこの仕打かと」と笑いを誘うも、「撮り終わった後にポツリポツリとそういうお話をしてくださり、こんなに気さくでこんなにいい人なんだと思いました。そのシーンに持っていくまでの倉科カナはすごいんですよ! 最後の最後で最初のセリフを皮膚で聞くんです。その時にゾゾっとして、あとは連れてってもらっているところを一緒に歩いている感じでしたね」と褒めていた。映画『あいあい傘』は、10月26日より全国公開。
2018年10月16日沢口靖子主演の人気ドラマ「科捜研の女」が、10月からseason18が放送スタート。この度これに先駆け、10月14日(日)に「科捜研の女スペシャル」が日曜プライム枠にて放送されることが決定した。京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、ひと癖もふた癖もある研究員たちが事件の真相解明に挑む姿を描く「科捜研の女」。3月までseason17が放送されており、10月からはseason18がスタートする。今回放送が決定した2時間スペシャルでは、“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーをお届け。舞台となるのは、京都の豪華ホテルで行われる謎解きイベント。殺人事件の捜査のため、イベントに潜入するマリコと亜美(山本ひかる)だが、現実の事件のみならずイベントで出題されるミステリーまでも解かざるを得ない状況に追い込まれる…。中でも注目なのが、season2~4までプロファイラーとして、マリコの良き相談相手として登場していた武藤要の登場だ。武藤を演じていたのは、いまは京都府警捜査一課の土門警部補を演じている内藤剛志。season5で土門刑事としてレギュラー出演するようになってからは、武藤が登場することは無かったため、今回約15年ぶりの登場となり、一人二役に挑戦する。ほかにも、娘を何者かに誘拐され、犯人の要求に応える形で謎解きイベントに参加する土居垣光成役に宅間孝行。事件捜査の舞台となるホテルの謎解きイベントを進行する近藤太一役に小堺一機。そして、『カメラを止めるな!』でヒロインを演じる秋山ゆずきも、事件捜査の舞台となるホテルのイベント担当・久井絵里として出演する。主演の沢口さんは、今回出演するゲストたちについて「大変魅力的な方々」と言い、見どころに関しては「ある事件の捜査のために、『謎ときイベント』に参加することになったマリコですが、そこで新たな事件に遭遇してしまいます。イベント会場から戻れないまま、科捜研メンバーや、風丘先生、土門刑事の助けを借りて、科学で事件の真相を解き明かしていくのですが、マリコが大ピンチに陥ります!最新の科学捜査テクニック『レーザーマイクロフォン』も登場します」とアピールしている。なお、season16からスタートした「衝撃的なマリコのワンカット」ももちろん登場。ストーリーの進行に合わせた何気ないシーンの中で、マリコが披露する一瞬の“衝撃”も見逃し注意だ。■「科捜研の女スペシャル」あらすじ無職の男・片瀬卓治の他殺体が自室で発見された。被害者の上着のポケットからホテルの謎解きイベントのチケットが見つかったが、チケットにはエナジードリンクの成分が付着…。捜査により、被害者は殺害される直前に近くのコンビニでイベントのチケットを2枚発券し、その際にエナジードリンクをこぼしていたことがわかった。ただし、見つかったチケットは1枚だけ。もう1枚は犯人が持ち去ったのか…!?そのチケットにもエナジードリンクの成分が付着していると睨んだマリコは、その持ち主を探す為に亜美と謎解きイベントが行われるホテルへと向かう――。日曜プライム「科捜研の女スペシャル」は10月14日(日)21時~テレビ朝日にて放送。「科捜研の女 season18」は10月18日(木)20時~テレビ朝日にて放送開始。(cinemacafe.net)
2018年09月03日これまで幾度となく人気舞台劇が映画化されてきた日本だが、今年は特に豊作なのをご存知だろうか?なかでも、6月22日(金)より公開される『焼肉ドラゴン』は、日本の演劇賞を総なめにした、演劇界の金字塔作品とも呼ばれているだけに、大きな注目を集めている。■『焼肉ドラゴン』が演劇界に残した軌跡(6月22日公開)舞台劇「焼肉ドラゴン」は朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞しているだけでなく、多くの観客から熱狂的支持を得て11年、16年と再演も果たしている。舞台の演出を手がけたのは、その世界では一流として知られ、映画界では北野武主演『血と骨』や『月はどっちに出ている』といった作品の脚本を手がける鄭義信。今回の映画化でも、自らメガホンを取り演劇界、映画界両サイドからの注目を集めている。今作では日韓共に名優をそろえており、長女・静花役に真木よう子、次女・梨花役に井上真央、三女・美花役に桜庭ななみと美しい3姉妹が顔を並べるほか、梨花と結婚する男性・哲男に大泉洋、美花と秘めた恋をする男・長谷川豊役に大谷亮平など男性人も実力派ぞろい。韓国からは、静花に熱烈なアプローチをする男性にハン・ドンギュ、「焼肉ドラゴン」の常連客にイム・ヒチョルなど、名優が多数出演。「小さな焼肉屋の、大きな歴史を描きたい」と語る監督の言葉通り、70年代の時代の記憶、人々のぬくもりが、映像として鮮明に蘇っている。■今年は舞台作の実写化は注目作ぞろいこれまで何度も舞台作が実写される中、特に今年はその中でも期待値の高い作品が揃っている。映画『娼年』(公開中)すでに公開されている石田衣良原作の『娼年』は、その大胆な精描写を見事に舞台にでも演出したことで異常なまでの評判を得た。劇団「ポツドール」主宰者で劇作家の三浦大輔が演出を手がけ、主演に松坂桃李を迎えている。なお映画も舞台版の監督・主演が続投し、R-18指定で上映されるなど、妥協の一切ない映画化となっている。映画『あいあい傘』(10月全国公開)2012年をもって解散した劇団「東京セレソンデラックス」が2007年に上演した舞台「あいあい傘」も、10月に映画化されることが発表されている。同主催の宅間孝行は、映画版の公開とタイミングを合わせ、宅間自身で作・演出を担う舞台の再演も決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会焼肉ドラゴン 2018年6月22日より全国にて公開© 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
2018年04月30日公演初日を迎えた舞台『笑う巨塔』の公開ゲネプロ及び囲み取材が29日、東京・百人町の東京グローブ座で行われ、宅間孝行、篠田麻里子、松本享恭、石井愃一、梅垣義明、かとうかず子、鳥居みゆき、片岡鶴太郎が出席した。同舞台は、とある病院を舞台に、"白い巨塔"ならぬ"笑う巨塔"と化していく抱腹絶倒のシチュエーションコメディー。2003年に劇団・東京セレソンデラックスによって初演、2012年再演された同舞台を、作・演出を担当した宅間孝行が主演を務めたほか、本格的なコメディー初挑戦の篠田麻里子、25年ぶり舞台出演という片岡鶴太郎などが脇を固める。そんな同舞台の公開ゲネプロの後に、報道陣向けの取材に応じたキャスト陣。作・演出も手掛ける宅間は「今日は初日ですので、ここからもう一段上げていきます。コメディーは笑いがあってなんぼ。それで作品が完成します。お客さんと舞台を作るのが今から楽しみですね」と公演が待ち遠しい様子。同舞台でコメディー初挑戦となる篠田は「鶴さんや宅間さん、鳥居さんだったりとコメディーの方々がたくさんいるので、その中で自分のキャラクターを出す難しさがあります」と不安顔も「皆さんの楽しんでいる姿を見て、私も楽しみたいと思いました」とやる気を見せていた。同舞台には25年振りに片岡鶴太郎も出演。「アドリブが多く、アドリブというものをどうものにしていくのか、芝居の流れを壊さない程度に宅間さんと話したりしています」という片岡に対して、篠田は「鶴さんが偉そうに言ってますけど、セリフをめっちゃ間違えるんです。周りがどうフォローするのか、日々感じています(笑)」と暴露しつつ、「アドリブでも修正してくるのはさすがだなと思いましたね」とベテランの片岡に尊敬の眼差しを向けていた。舞台『笑う巨塔』は、3月29日~4月8日(4月4日は休演)に東京・百人町の東京グローブ座、4月13~15日に愛知・名古屋 ウインクあいち 大ホール、4月17~22日に兵庫・西宮 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、4月24日に愛媛・松山 ひめぎんホール サブホール、4月30日に福井・越前 越前市文化センター 大ホールにてそれぞれ公演。
2018年03月30日中村ゆりかが主演する、林明輝の伝説のWeb漫画の映画化『ラーメン食いてぇ!』から、本作に出演する2.5次元ミュージカル俳優、黒羽麻璃央の場面写真が到着した。人気ラーメン店“清蘭”の店主・紅烈土(石橋蓮司)はラーメンづくりのパートナーだった愛する妻を亡くし、生きる希望を見失っていた。そんな彼のもとに、孫娘である茉莉絵(中村ゆりか)が自殺を図ったと連絡が入る。なんとか一命を取り留めた彼女に、烈土は清蘭のスープを一口飲ませた。そのスープを飲んだ瞬間、心で何かを感じ取った茉莉絵は「私にラーメンを教えて!」と懇願。“世界一のラーメン”をつくることを生きる目標に、もう一度頑張ることを決意する。ラーメン作りには良いパートナーが必要だという烈土の勧めもあり、食通の親友コジマ(葵わかな)を巻き込み過酷なラーメン修行が始まった…。一方、清蘭のファンであり料理評論家の赤星亘(片桐仁)は、ウイグル自自区で事故に遭い、砂漠に取り残されていた。遠い異国の地で、赤星の絶叫が荒野に響き渡る「清蘭のラーメン食いてぇ!!!」原作は、「こんな漫画が読みたかった!」「これはただの食ものの話じゃない!!」「周りのいろんな人に勧めました」など圧倒的な賞賛を得て、PV数実に1,000,000回以上を誇る林氏の伝説のWeb漫画。主演を務めるのは、「花にけだもの」「賭ケグルイ」の中村さん。祖父のラーメン作りを継ぐことで生きる希望を見つけ、ラーメン屋復活に奔走する女子高生・茉莉絵を、体当たりで熱演。また茉莉絵の親友・コジマ役を、現在放送中の連続テレビ小説「わろてんか」で主演を務める葵わかな。そのほか、宅間孝行、森尾由美、水橋研二、片岡礼子、永岡佑、黒羽さん、ふくまつみ、片桐仁、石橋蓮司らが出演している。今回到着した場面写真では、茉莉絵が好意を寄せていた男子高校生・五十嵐が、実は親友コジマと付き合っていた現場を目撃してしまう冒頭シーンから切り取ったもの。進路のこと、恋愛のこと、大好きな食べ物のこと、全てを打ち明けてきた親友からの裏切りが茉莉絵を追い込み、自殺未遂まで…。そんな“モテ男”五十嵐を演じているのが、ミュージカル「テニスの王子様」や「刀剣乱舞」、「黒子のバスケ」などに出演し人気急上昇中の俳優・黒羽さん。ふたりの女子高校生の運命を結果的に左右するきっかけとなった、物語のカギを握る人物を熱演する。また場面写真とあわせて、黒羽さんのオフショットも公開されている。『ラーメン食いてぇ!』は3月3日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月06日無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV」では、次世代の才能を発掘することを目的として「NEXT CREATOR’S COMPETITION」を開催。そしてこの度、本日7月27日(木)よりオリジナルドラマ化を目指して脚本を募集開始することを決定した。「AbemaTV」での番組放送や作品化を前提として、若い世代の才能ある人材を発掘し、広く表現、発表する場を提供することを目指す「NEXT CREATOR’S COMPETITION」。今回はその第1弾「シナリオライター賞」として、脚本家に焦点を当てた。募集テーマは、「10代~20代の若い女性を熱狂させる恋愛ドラマ」。受賞作品は「AbemaTV」のオリジナルドラマとして2018年中の放送を予定してるほか、大賞には500万円、優秀賞には100万円の賞金が贈られる。応募条件は、年齢35歳以下、プロの脚本家を目指す者とし、1次審査応募にあたっては作品企画書・作品情報とあらすじ、A4用紙でのプロット10枚のみで可能となっている。審査員には、「花より男子」シリーズの脚本家で映画監督の宅間孝行を始め、『溺れるナイフ』の監督・山戸結希、『ヒロイン失格』の脚本家・吉田恵里香、「せいせいするほど、愛してる」を共同脚本として手掛けた脚本家・井上聖司、現在放送中の「脳にスマホが埋められた!」で企画を担当した放送作家・鈴木おさむと多彩な審査員陣が参加。審査委員長には、株式会社AbemaTV代表取締役社長の藤田晋が務める。宅間さんは「俺は30を過ぎてから書き始めました。自分は書けるとは思ってなくて。いまだに書くのは辛くて大変で。だけど根性で頑張ってます。そうなんです。書くのは才能じゃなく根性です。絶対おもろいモンを作ってやるぞ、という根性。500万取ってやるぞ!という根性。これさえあれば絶対書ける!僭越ながら楽しみにしてます」と期待を語り、鈴木さんは「僕がこれまで何度も言ってる言葉をここで伝えます。『やる』と『やろうと思った』の間には大きな川が流れてる。世の中のほとんどの人が、やろうと思った、で終わる。これまで何度も脚本や物語を、やろうと思った、で終わらせてた方。あなたのやろうと思ったを、やる、に変える最大のチャンス。最初はみんな素人!このチャンスを使って、いまの『位置』から、はみ出せ!!」と力強いメッセージを寄せている。「NEXT CREATOR’S COMPETITION」~シナリオライター賞~の1次募集は7月27日(木)~9月15日(金)24時まで。(cinemacafe.net)
2017年07月27日「テストの点数で友達に負けても発奮しなかったけど、ずっと記録が残る運動では絶対負けたくなくて(笑)。母校にはいろんな種目の僕の記録が、今でも更新されずに張り出されています」 こう語るのは。長身で均整のとれた体つき、身体能力も抜群に高く、筋肉バトル番組『スポーツマンNo.1決定戦』などで好成績をあげた俳優の永井大(38)。父親が空手の師範で、永井自身も空手でインターハイや国体で上位、松濤館流の全国大会では優勝を果たした。 そんな彼がこの春、『わらいのまち』でコメディの舞台に挑戦する。9年前の初舞台『夕』の作・演出家の宅間孝行による新シリーズの1作目だ。 物語の舞台は、さびれた田舎町の温泉旅館「まつばら」。町おこしのイベントが明日から始まるため、国会議員が視察に訪れ「まつばら」に宿泊することに。イベントの実行委員長でもあるこの旅館の次男坊(永井)を始め、三男(柄本時生)、仲居たち(柴田理恵、鈴木杏樹)は大張り切りでもてなす。そこへ、「疫病神」と呼ばれる音信不通だった長男(宅間)が町に帰ってきているとの不吉な知らせが……。 「単に言葉の行き違いや勘違いが交錯して、話がどんどん予想外の方向へ。登場人物たちが必死でしていることが間違えているんですから、彼らの一生懸命な姿は滑稽で笑えますよ。テレビで国会中継を見ていると、懸命に答弁している議員の後ろで居眠りしたり、野次を飛ばしたり揚げ足取ったりする人もいる。“おいおい、論点はいったい何?”と突っ込みたくなりますよね。そんな点が本作と似ているかな(笑)」 今回は、30代最後の年でのコメディへの挑戦である。 「このあいだ部屋の掃除をしていたら、成人式のときに父からもらった手紙が出てきました。読み返してみると、父は今の僕と大して変わらない年齢なのにすごくメッセージがしっかりしている。上京した20歳の僕を見守ってくれてたんだなぁ。直筆の文面って温かいですよね。当時はわからなかった親の愛情がひしひしと伝わってきました」 そしてこの春、彼も父親になる。 「運動に励んでいた高校の3年間、父はずっと僕の青春日記をつけていてくれたんです。“お母さんと喧嘩した”“彼女ができたようだ”と親の目線で。子どもにも思い出を形にして残してあげたい」
2017年03月19日俳優の佐々木蔵之介が、19日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP』(レギュラーは毎週月曜19:00~19:57)に出演し、神戸大学出身の学力を見せる。今回「インテリ俳優チーム」として登場する佐々木は、映画『超高速!参勤交代 リターンズ』のヒット祈願を掲げて参戦。江戸時代にちなんだ問題に「超高速で書きました」と映画のタイトルに絡めて余裕のコメントを披露する。しかし、10個以上解答がある常識問題を制限時間内に答える最終ステージでは「この雰囲気が苦手」と緊張の表情。そんな中、東大チームの藤本淳史は「5人で力を合わせて頑張りましょう!」と気合を見せる。インテリ俳優チームには、佐々木のほか、宅間孝行、中村鶴松、宮﨑香蓮が参戦。東大チームは、藤本のほか、井坂聡、高田万由子、林修。医者・弁護士チームとして、おおたわ史絵、竹森現紗、平野大輔、森田豊が出演する。
2016年09月17日『何者』で監督・脚本を務める三浦大輔・主宰の劇団ポツドールの代表作「愛の渦」、宅間孝行の“泣ける舞台”「くちづけ」、直木賞小説を鬼才・堤幸彦監督が手掛けた「悼む人」など、近年、舞台作品が映画になるケースは数多い。「同じストーリーを違うキャストで楽しめる」、あるいは「舞台で味わった感動を、もう一度映画館で味わえる」など、映画ファンのみならず、演劇ファンにとっても楽しみ方が倍増しそうな“舞台ムービー”が、この秋は相次いでいる。■内村光良の“幻のひとり舞台”がまさかの1人4役で映像化!?『金メダル男』2011年に上演された内村光良のひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」。内村さん自身が脚本を執筆し、初の1人舞台に挑戦した本作は、業界からの注目度も高く、「“超一流“の人が全力で打ち込む姿に感動した」との声も上がるほど、観客のみならず関係各所からも絶賛された。残念ながらDVD化はされていない“幻の作品”ではあるものの、タイトルを改めて10月22日(土)より映画化されるのが本作だ。とにかく1等賞を獲ることを目指し、挫折を繰り返しながらもひたむきに挑戦を続ける男・秋田泉一を舞台同様、内村さんが演じ、学生時代の”ヤング泉一”には知念侑李(Hey! Say! JUMP)と、周りから「親子みたい」と言われたという2人で1役を演じる。さらに内村さんは、主演だけでなく、監督・原作・脚本の4役を務めており、舞台とはまた一味も二味も違う”内村ワールド”を堪能できる作品に。相手役には、舞台「ボクの妻と結婚してください」で妻役を演じた木村多江と再共演するほか、ムロツヨシ、「TEAM NACS」の大泉洋や音尾琢真など、舞台で活躍する役者たちも集結!内村さん本人も「前作の10倍疲れました(笑)」と語るほどの渾身の1作は見逃せない。■舞台と映画をほぼ同時期に堪能できる!『真田十勇士』2014年に中村勘九郎主演で舞台が上演され、この秋、再演が決定した「真田十勇士」。本作も映画化され、9月22日(木・祝)より公開となる。「天下一の武将・真田幸村の伝説は、実は猿飛佐助に仕組まれたものだった!」という大胆な発想の元に、壮大な世界観と濃密な人間ドラマを描き出していく。監督を務めたのは、舞台版の演出も手掛ける堤監督。猿飛佐助はもちろん勘九郎さん、真田幸村役の加藤雅也をはじめ、加藤和樹、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、石垣佑磨など初演・再演と引き続き出演するメンバーも多数。舞台の東京公演(9月11日~10月3日)では、映画よりも一足早く、生でド迫力のアクションを体感することができそう。あるいは、大きなスクリーンで映画を鑑賞してから舞台に臨むか、Wで楽しむ手もアリかも!■あの感動作が新たなキャストでよみがえる!『ボクの妻と結婚してください。』TV業界で働く敏腕放送作家・三村修治が余命告知を受け、愛する家族の未来のために、妻の「最高の結婚相手」を探し出すという本作。原作は、放送作家・樋口卓治による同名小説。斬新な設定と心温まるストーリーが支持され、世代を問わず究極の恋愛バイブルといわれた。2014年に、内村さん主演で舞台化されたのち、翌年にはNHKプレミアムでTVドラマ化。今回、満を持しての映画化となり、11月5日(土)より公開に。映画版ではキャストを一新し、舞台・ドラマ版で内村さんが演じた主人公・三村修治には、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来4年ぶりの映画主演となる織田裕二、さらにその妻役を吉田羊が務める。新たなキャストで生まれ変わる感動作に注目だ。人気舞台が続々と映画化される、この秋。映画ファンはもちろん、演劇ファンもぜひスクリーンでチェックしてみては?(text:cinemacafe.net)
2016年09月05日2000年、各映画賞を総なめにした傑作『顔』の藤山直美と阪本順治監督が再びタッグを組んだ最新作『団地』。このほど本作に出演している斎藤工が、「大事なお願いがあってきました」と一礼するところから始まる、ユーモアたっぷりの『団地』式劇場鑑賞マナーCMが解禁となった。家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきたヒナ子(藤山直美)と清治(岸部一徳)の山下夫婦。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中…。ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が、「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が消えても淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの妄想は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年・真城(斎藤工)が山下家を訪れて…。藤山さん、岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司ら阪本組常連組をはじめ、ひとクセもふたクセもある個性派キャストが集結し、阪本監督書き下ろし完全オリジナル脚本の会話劇を繰り広げる本作。さまざまな人生が交差する“昭和の象徴”=団地という“小宇宙”を舞台に、ごく平凡な夫婦の全然普通じゃない日常を、独特のオフビートな感覚で描き出す。そんな本作から到着したのは、思わず吹き出さずにはいられないユーモアたっぷりの劇場鑑賞マナーCM。映像は、いつもの色気を封印したかのような斎藤さん演じる真城が団地を訪れ、「大事なお願いがあってきました」と深々と一礼して幕を開ける。<井戸端会議禁止!><ドン!ってやらない!><面白い時は笑ってね><もちろんフォークダンス禁止>などの劇場鑑賞マナー(?)に、面白可笑しい本編のシーンを巧みに組み合わせてあり、観客にマナーを呼びかけている。軽快なリズムに乗った本編映像は、団地ならではの人々のつながりや光景が描かれ、本作の世界観を垣間見ることもできる。なお、本マナーCMは、上映館の有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか、全国の『団地』公開劇場(一部劇場を除く)で観ることができるというから、チェックしてみて。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日いま飛躍している女優のひとり、広瀬アリスと、数々の作品に出演するイケメン俳優・斎藤工が共演する『サムシング ブルー』が、7月2日(土)より公開されることが決定した。希美(広瀬アリス)は、母親がいつも散髪してくれるので、いつも眼鏡に髪型はおかっぱ。女子高生になった希美は、母親に美容院を勧められる。初めて母親以外に髪を切られることに不安だったが、彼女を見違えるように綺麗にしてくれた美容師の慎一(斎藤工)に一目惚れ。彼女の彼への想いは日に日に強くなっていくが、ある日、慎一に婚約者がいる事を知ることになる…。原作は、日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された電子小説。広瀬さん扮する内気で不器用な女の子が、斎藤さん演じる美容師に片想いする初恋を描いたラブストーリー。監督・脚本には、<a href="">『予告犯』</a><a href="">『海難1890』</a>などに出演し、俳優として活躍する中、「花より男子」シリーズで脚本を務めるなど多方面で活躍する宅間孝行が務め、「片想い」の淡く切ない物語を見事に表現している。今回主演を務める広瀬さんは「純粋な女子高生がまっすぐ恋愛している姿を見てキュンキュンしてほしい」とメッセージを寄せ、また斎藤さんは「本当に特殊な撮影でした。宅間孝行監督の映像的な魔法にかけられた我々出演者はままにその刹那な魔法に心地良く浸っていました」と撮影をふり返っている。なお「E★エブリスタ」では、これまでにも伊藤沙莉と中川大志が共演する映画『MY NICKNAME is BUTATCHI』や、清水富美加と千葉雄大が共演する『あさはんのゆげ』などの原作も掲載されており、本作の原作も「E★エブリスタ」上にて読むことができる。『サムシング ブルー』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月11日経済の長期低迷、デフレ脱却もままならぬ中、かつての高度経済成長期の象徴ともいえる”団地”が、いま映画界でちょっとしたブームになっている。当時、地方から都市部へ移り住む人の流れに合わせて各地に次々と建設されたが、時代の移り変わりとともに、その一帯がどこか取り残されたかのような印象を受ける不思議な建物、“団地”。奇しくも、この春からそんな“団地”を舞台に、名監督や新進クリエイターたちが三者三様のアプローチで描いた映画が続々と公開される。■藤山直美×阪本順治監督『団地』…「うわさのコインロッカーや!」阪本順治監督の書き下ろし完全オリジナル脚本に、稀代のコメディエンヌ・藤山直美を再び主演に迎えて贈る会話劇<a href="">『団地』</a>。映画ファンが待ち望んだ新作でありながら、多くの観客の予想を遥かに上回る物語の企画の発端は、藤山さんのスケジュールがぽっかり空いたことから。撮影スケジュールの兼ね合いもあり、ワンシチュエーションものが良いということで、ふと監督の脳裏に“団地”を舞台にした本作のクライマックスシーンが浮かんだことからスタートした。さまざまな人生が交差する団地という“小宇宙”を舞台に、ごく平凡な夫婦の全然普通じゃない日常を、独特のオフビートな感覚で描きだす。藤山さんの新境地ともいえる、未知なる魅力を引き出した“妄想としゃべくりのハーモニー”には、岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代、宅間孝行、さらに斎藤工など、クセとアクの強いキャスト陣も集結する。■単身高齢者を追うドキュメンタリー『桜の樹の下』…「故郷を離れ、流れついた」神奈川県・川崎市にある市営団地に暮らす単身高齢者たちを追ったドキュメンタリー。戦前から工業都市として発展した川崎は、高度経済成長期に多くの労働者を抱え、当時の公営団地は地方などから来る若き働き手の、そして現在では単身高齢者の受け皿となっている。孤独を感じつつも毎日を生き、そして自らの死とも向き合う高齢者たち。団地で暮らす4人の高齢者たちにカメラを向け、彼らの日常、思いを切りとった本作は、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015の日本プログラムに正式出品され、大きな話題を呼んだ。監督を務めるのは、20代の女性監督・田中圭。■阿部寛×是枝裕和監督『海よりもまだ深く』…「パパはなりたいものになれた?」<a href="">『海街diary』</a><a href="">『そして父になる』</a>の是枝裕和監督が、<a href="">『歩いても 歩いても』</a><a href="">『奇跡』</a>に続いて阿部寛と3度目のタッグを組んだ『海よりもまだ深く』。阿部さん演じる主人公の良多はある台風の日、別れた妻(真木よう子)や1人息子と、母(樹木希林)の暮らす団地で一夜を過ごすことになる。本作の主な舞台としなったのは、是枝監督が9歳から28歳まで実際に暮らしていた東京都清瀬市の旭が丘団地。本作について是枝監督は、「登場人物は皆、“こんなはずじゃなかった”という思いを抱きながら、夢見た未来とは違ういまを生きている大人たち。映画の舞台である団地も建設された当時は思いもしなかったであろう、老人ばかりの現在を生きている。本作はそんな等身大の人々のいまに寄り添ったお話」とコメントを寄せている。コメディ、ドキュメンタリー、人間ドラマと異なったスタイルだが、それぞれの“団地”描写の中に込められた、その限られた空間にしか醸し出すことのできない日々の暮らし。まさに昭和の象徴であり、失われた家族や地域のカタチが色濃く残る“団地”。その個々の思い出や人間関係、時間と空間の“濃密さ”が、クリエイターたちを刺激し、惹きつけるのかもしれない。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座・新宿シネマカリテほか全国にて公開。『桜の樹の下』はポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。『海よりもまだ深く』は5月21日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月05日『顔』の監督・阪本順治×主演・藤山直美がコンビが贈る最新作『団地』。このほど、何かとウワサの絶えない団地を舞台にさまざまな人間模様が交錯する本作から、“妄想としゃべくりのハーモニー”を奏でる予告編が解禁。阪本組初参加の斎藤工も、なんとも奇妙な登場の仕方をしていることが分かった。とある事情で家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきた山下ヒナ子(藤山直美)と夫の清治(岸部一徳)。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中。ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿がぱったり見えなくなっても淡々とパートに通い続けるヒナ子に、隣人たちの“妄想”は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年(斎藤工)が山下家を訪れ…。数々の映画賞を総なめにした『顔』から16年、阪本監督が書き下ろす完全オリジナル脚本の会話劇は、さまざまな人生が交差する大阪近郊の古ぼけた団地が舞台。予告編映像には、「阪本監督が撮ってくれるなら」と久々にスクリーンへ復帰した藤山さんをはじめ、岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代ら阪本組常連にして最強と言うべきカルテットが集結。「死んだことにしてくれ!」とヘソを曲げ突然床下へ潜ってしまった夫・清治。「最近、姿を見ていない」と口を揃える、距離感の近すぎる隣人たちの好奇心、妄想はとどまることなく加速し続け、ついには失踪説まで流れ出し、緊急会議をひらく始末…。そんな中、今回、阪本組初参加となる斎藤さん演じる青年も謎の言葉を発しながら、異質な存在感を放って登場。また、大阪弁のテンポの良さが会話の応酬にさらなる拍車をかけていき、庶民劇でありながら、大胆不敵な大どんでん返しをも予感させていく。予告編でナレーションを務めているのは、大阪を代表するラジオパーソナリティとして知られ、本編にも声の出演で参加を果たしている大ベテラン、浜村淳。浜村さんは本作について「ウソもマコトも、団地ではうわさの広まり早すぎる。笑わせ泣かせ怖がらせ、ああ、家の団地も良く似てる」とコメント。DANCHI――。それは、なんでもありえる昭和の集合住宅にして、ウワサが転がる“小宇宙”。稀代のコメディエンヌ・藤山さん演じるヒナ子も思わず「団地っておもろいなあ」とつぶやいてしまう、観客巻き込み型の秘密共有エンターテイメントを、ここから目撃してみて。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日映画賞を総なめにした傑作『顔』から16年、日本演劇界が誇る舞台女優・ 藤山直美と阪本順治監督が再びタッグを組んだ最新作『団地』が、6月4日(土)より公開されることが決定。そして本作のポスタービジュアルがついに解禁された。とある事情で家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきたヒナ子(藤山直美)と清治(岸部一徳)。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中。 ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が消えても淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの 妄想は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年(斎藤工)が山下家を訪れて…。『顔』は喜劇女優・藤山さんを主演に、佐藤浩市、豊川悦司ら豪華キャストを迎え、実在した女性逃亡犯の内面を圧倒的リアリティーで再現した異色の犯罪映画。また映画は「日本アカデミー賞」「毎日映画コンクール」などでその年の日本国内の映画賞を総なめにした。その『顔』のコンビが再びタッグを組んだ本作は、“団地”を舞台にある秘密を抱えた夫婦を描く物語で、主人公ヒナ子役の藤山さんを筆頭に、夫・清治役に岸部さん、自治会長夫妻行徳と君子役に阪本組常連の石橋さんと大楠さん、クレーマー・吉住役に宅間さん、ヒナ子の家に出入りするミステリアスな男・貴史役に斎藤さんが好演する。そのほか竹内都子、 濱田マリら個性派キャストが脇を固めている。本作は、観客の予想を気持ちよく覆す、新たなテイストの人間ドラマとなっており、様々な人生が交差する“団地”という空間で、ごく平凡な夫婦のアリエナイ体験を軽快な会話劇で描く、ちょっぴりブラックかつ滋味に溢れる、まさに“妄想としゃべくりのハーモニー”を描いている。そして今回解禁されたポスターは、「【DANCHI】なんでもありえる昭和の集合住宅。ウワサが転がる小宇宙。」というコピーと共に、主人公ヒナ子を演じた藤山さんと、そしてなぜか床下から這い出る夫・清治を演じる岸部さんの姿が目を引くビジュアルとなっている。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月15日女優の佐藤江梨子が22日(金)、都内で行われたフジテレビ系昼帯ドラマ「嵐の涙~私たちに明日はある~」の取材会に共演の遠藤久美子、宅間孝行と出席した。東海テレビが制作する昼帯ドラマの第214作目にして、昼ドラ最終作。突然の事故によって家族を奪われた施設育ちのヒロイン・石原里子(佐藤さん)が、血の繋がらない娘との絆を糧に、もがき苦しみながらも幸せを求め続ける姿を描く。昨年8月に第一子を出産し、本作で女優復帰した佐藤さんは「妊娠中に24キロも増量して、体が変わったので、復帰できるのかな?と思ったけれど、現場に来ると身が引き締まって、顔だけやつれています」と報告。ハードスケジュールの撮影と子育ての両立で「二宮金次郎像のようになっている。(自宅では)台本を持って、子供をおんぶしてやっています。睡眠時間は削られている」というものの「最近は親としての自分と、ただの自分がちゃんとあって、客観的になれている。撮影もやっていて楽しいし、お芝居がより好きになったと復活して思った」と心境の変化を明かした。また宅間さんとのキスシーンにも挑んでいる佐藤さんは「(宅間さんが)台本にないのに、超いっぱいキスしてきて“うわー!人妻なのに”とか思いながら、受け入れています」と女優魂を発揮中。これには遠藤も「(宅間さんと佐藤さん)お二人は相思相愛。モニターを見ながら、こっちが赤面するくらいキスしている。台本にあったけ?と思うくらい」と濃厚熱演にタジタジだった。フジテレビ系昼帯ドラマ「嵐の涙~私たちに明日はある~」(東海テレビ制作)は、2月1日(月)13:25スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年01月22日日本・トルコ合作映画『海難1890』(12月5日公開予定)のクランクアップ会見が9日、都内で行われ、キャストの内野聖陽、ケナン・エジェ、忽那汐里、夏川結衣、宅間孝行、永島敏行と田中光敏監督が出席した。12月5日に全国公開する本作は、日本・トルコ友好125周年を記念した歴史大作。1890年の和歌山県において、日本人がトルコ人の救助にあたった「トルコ軍艦エルトゥールル号海難事故」と、1985年にトルコが自国機で日本人を救出した「イラン・テヘラン在留邦人救出劇」を題材に、両国の人々の絆を描く。海難事故に遭遇した日本人医師を演じた内野は、「奇跡の裏に、目の前で苦しむ人を助けたいという良心が確実にあった。他者を想う気持ちが、人々を突き動かしたんだと感じた」と感慨深げに語り、「次の世代に誇れるような作品。日本やトルコだけでなく、世界中の人に伝えたい」と熱い想いを吐露。また、撮影期間6カ月、エキストラ総勢1万人という大作を手掛けた田中監督は、「編集をしていて、1カット1カットから出てくる迫力に手応えを感じている。みなさんの心に届く作品にしたい」と完成に向けて意気込んだ。一方、「エルトゥールル号編」と「テヘラン救出編」の両方に出演し、2役を務めたエジェと忽那。トルコ人俳優として、「参加できて光栄」と喜びを語ったエジェは、「戦争や人種差別がある世の中で、友情と平和を描く大切な作品。次世代に伝えていかねばならない話だと思います」とアピール。また、本作がきっかけで史実を知ったという忽那は、「何世代にもわたって、人を想う気持ちが受け継がれてる。日本とトルコ両方のキャスト、スタッフが、色んな壁を乗り越えながら撮影できたことを誇りに思います」と胸を張っていた。
2015年07月10日ベストセラー作家・角田光代が実際にあった事件の三面記事を元に執筆した異色の意欲作を、2月公開の映画『娚(おとこ)の一生』の監督を務める廣木隆一が映像化した「三面記事の女たち -愛の巣-」(フジテレビ)。この度、心の闇にトラウマを抱えた変わり者の新聞記者に田中麗奈が演じることが明らかになった。田中さんは今回フジテレビ2時間ドラマ初主演となる。18年前、ごくごく普通の主婦だった自分の母が、父を殺害するのを目撃してしまった章子は、ずっとそのトラウマを抱えて生きてきた。「明日私も人を殺すかもしれない」と、絶えず自分の中の狂気におびえる章子の心の闇は、18年の時がたったいまでもそのままだ。当時、事件を担当し、現在は警視庁捜査一課の刑事である梨山里衣子は、章子の心の闇を理解し、章子とは刑事と新聞記者以上の関係で協力し合いながら、事件を解決していく――。主演を演じる田中さんと事件に挑む刑事の梨山役には、『あなたへ』『ぼくたちの家族』などに出演するベテラン女優・原田美枝子。さらに今回のストーリーの核となる、姉妹を演じるのは、寺島しのぶと板谷由夏の実力派女優の2人。夫婦とは?姉妹とは?心の中に多くの闇をしまい込み、“幸せ”を演じきる姉妹の心の葛藤を迫力のある演技で魅せる。男性俳優陣には、千葉雄大、林泰文、柏原収史、宅間孝行、西村雅彦が集結している。以前から角田氏の作品を読んでいたという田中さんは「主演でお話をいただけて驚きました。ストーリーに出てくる女性たちが大人で、すごく思いが深くて…、人間ドラマだけど事件もあるという大人のドラマに出演させていただけることがうれしかったです」とコメント。さらに共演者については「猛獣の中に一人飛び込んでいる感じですよ~。素晴らしい女優さんの中に一人小僧(小娘)が入っている感じです(笑)。原田さんとは10代のころ母娘役でご一緒しました。今回は、新聞記者と刑事という対等な役なので、うれしい反面、大好きな女優さんと共演する怖さも感じます。寺島さんの映画はよく拝見していて、今回ご一緒するのを楽しみにしていました。板谷さんは初共演ですが、板谷さんの演じる房江という役は人間味があって、でもちょっと怖い役なのでどんなふうになるのか楽しみです。寺島さんと板谷さんの姉妹のシーンは、1シーン見るだけでも2人の関係や心情が伝わってきてグッときます」と興奮気味に語った。そんな田中さんと久々の共演を果たした原田さんは「麗奈ちゃんとは、昔映画で一度共演したことがあって、あのころはまだ10代の可愛い女の子でしたけど、すごく女優さんとして成長されていて、うれしいですね」。また、板谷さん演じる妹・房江と憎しみ合う小林美枝子役の寺島さんは、「お互いの幸せをいちいち嫉妬する屈折した姉妹の話で、そういう気持ちは分からなくはないけど、これだけ姉妹で憎しみ合うにはそれなりの背景があるはずだと監督や板谷さんと相談しながら演じました」と“姉妹像”を作り上げることに苦労した様子。妹役の板谷さんは「私が演じる房江は、すごく狂っているようでどこにでもいる普通の女性です。必死にバランスを取っていたのが、旦那さんの浮気や姉への嫉妬で少しずつほころびていってしまう…共感はしないでほしいですが、ぜひ多くの女性に見ていただきたいです」とメッセージを送った。「三面記事の女たち -愛の巣-」は2月20日(金)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月29日17歳の少女はめまぐるしく表情を変えていく。朝8時にTVをつければNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、ヒロインとは対照的なアイドル志望の美少女を演じ、お茶の間でも人気沸騰中の彼女の姿を見ることができる。一方で、昨年までは「血糊が似合う顔なので…(苦笑)」と語るように、貞子役を始め数々のホラー・サスペンスに出演し、触れれば切れるようなミステリアスな美しさを見せつけたほか、『桐島、部活やめるってよ』、『ツナグ』ではいまどきの女子高生を体現。特に『ツナグ』では感情のリミッターを振り切ったような慟哭シーンで観客の心を奪った。作品ごとに観る者に強烈な印象を植え付けながらも、そのイメージに落ち着くことなく変化を続ける橋本愛。そんな彼女がまた新たな一面を見せてくれるのがまもなく公開となる映画『くちづけ』である。本作にも出演している宅間孝行が自ら率いる劇団でかつて上演し、涙なしでは見られないと話題を呼んだ舞台に堤幸彦監督が惚れ込み映画化。知的障害を抱える主人公(貫地谷しほり)とその父親(竹中直人)の深い愛情の物語が彼らの哀しい選択と共に綴られる。「商業映画でオブラートに包んでしまいそうなところを露呈させた脚本で、宅間さんの檻をぶち破るような精神が『好きだな』と思いました。叩かれにくいものを出せばダメージは少ないけど、やっぱり大胆に出さなきゃ伝えたいことは伝わらないから」と橋本さんは物語が問いかけるメッセージに共鳴した。彼女が演じたのは、知的障害者たちが暮らす自立支援ホーム「ひまわり荘」を運営する医師・国村の娘・はるか。幼い頃より住人たちと共に生活してきたため彼らへの偏見は一切なく、一緒に笑い、泣き、そして時に厳しく叱り飛ばす。橋本さんが演じる上で何より重要視したのは、障害者たちの中でごく普通の女子高生として生活するはるかの“立ち位置”だった。「はるかがひまわり荘、この物語にいる意味は何なのか?単に元気で明るい女の子ではなく、彼女のうーやん(宅間さん)たち障害者との接し方はどういう形であるべきなのか?純粋で彼らへの偏見がなくて…というのはもちろんそうなんですが、時に母親や姉のようであったり、そうかと思えば彼らと一緒に子どものようであったり。シーンごとに相手との関係性というのを意識してました」。「涙が止まらない!」という感想がクローズアップされがちの本作だが、涙と同じかそれ以上に笑いが散りばめられた作品でもある。個性的なひまわり荘の住人たちが引き起こす様々な事件がクスリとではなく、ドカンと笑いを誘うことは必至!この笑いの深さが結末へと繋がる悲しみややるせなさをより一層、浮き彫りにする。そんな笑いのシーンにおける橋本さんの貢献度は半端ではない。うーやんがボケるたびに絶妙のタイミングと勢いでツッコみ、26歳も年上の宅間さんの頭を驚くほどの強さでビシバシとどついていく。コメディにおける魅力を見事に開花させたように思えるが…。「そう言っていただけるとすごく嬉しいんですが、いまだにコメディは苦手なんですよね(苦笑)。今回の笑いのシーンに関しては、はるかは常に本気なんです。真剣に怒ってどついてる。だから私自身、ツッコミのタイミングとかどうやったら面白いか?というのを意識することなく愛情を持って本気でやってました。多分、そのスタンスがよかったんだと思います。笑わそうとするのではなく、後から笑いがついて来たというのは嬉しいです」。「あまちゃん」でもこれぞ宮藤官九郎作品!というべき笑いが随所に見られるが、本人曰く「苦戦中です…」とのこと。「脚本を読むと『これは絶対面白い!』って笑っちゃうんですが、全然自分のものにならないんです(苦笑)。共演者のみなさんが凄すぎて…見ている側がいいなぁって思いつつ…。やっぱり意識したらできないし、かと言って無意識に天然でできるほどのセンスもないので、後は自分を捨てて役になりきるしかないなって感じでやってます」。笑いに加え、『くちづけ』でも橋本さんは『ツナグ』を彷彿とさせるような号泣する姿を披露している。2時間の映画で描かれるのは、ひまわり荘におけるほんの一時期の時間だが、泣きじゃくる橋本さんの姿は、背後に存在する彼女と住人たちの長きにわたる時間、様々な思い出をしっかりと感じさせる。だがこのシーンに関しても橋本さんは「全然、うまくいかなくて…」と反省しきり。「号泣なのに、うまく涙が出てこなくて何度もリテイクを重ねました。途中で『目薬使う?』って言われて、素直に使えばいいのに『はい』と言えずに『もう1回だけやらせてください!』って繰り返して。終わってから監督に慰められて涙が出そうになりましたね(笑)」。「『ツナグ』の号泣シーンで初めて“自分がゼロになる”という感覚を知った」と語る橋本さん。その感覚を今回の現場では「見失ってしまった」とも。「『ツナグ』でできたことで、恐怖がなくなったというか…自信と言えなくもないんですが、これまでみたいに『できる、できる。大丈夫!』って自分に無理やり言い聞かせなくても、やれるようになってきてたんですね。だから今回の号泣シーンも『感情を込めて演じればやれる!』って思ってた。そしたら見事にできなくて(苦笑)。でもいまになって考えると、できなくてよかったなと。『ツナグ』で自分が“無”になる瞬間を感じられたことに意味があって、今回、それができなくなったことにも意味があると思う。『こなしたくない』という気持ちが強いので、うまくいかないのが楽しいですよ」。最後にもう一つ。インタビューや舞台挨拶で彼女が口にする言葉の一つ一つは、17歳とは思えない独特のユーモアと鋭さをもって人々の心に染み込んでくる。「新人賞」を授賞したある表彰式では、これまでの自身について「活躍しているフリをしてた」と言ってのけ、「(去年)やっと子宮から出てきた、まだ生まれて一年も経ってない赤ん坊です」と語った。この日のインタビューでもセットが与えた影響の大きさについて語る際に、こちらの「現場の空気感」という言葉に対し「空気感じゃなくて空気そのもの。撮影所の空気じゃなくてひまわり荘の酸素がそこにあって、呼吸できたんです」と鋭い言語感覚の一端を垣間見せた。「何でしょうね…(笑)?スルッと出てきたものを周りが面白がっていて、『不思議だな』と思うことは時々あります。授賞式のときは、本当に昨年、私を女優として産んでくれた方々がいて、そのときの苦しさや、やっと出てこられたという思いを含めて感謝の気持ちを伝えたいって思ったらああなりました。伝えたい感情が自分の中にあって、それをどうしたら一番伝わるのかって考えて、考えて…ポロっと出てくるような感じです。言葉って怖いし厄介だけど、でもやっぱり表現者として思いを伝えたいという意思は強く持ってます」。本作に「あまちゃん」、さらに続く様々な作品を経て1年後、数年後、彼女は自らの現状をどんな言葉で表現してくれるだろう?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:くちづけ 2013年5月25日より全国にて公開(C) 2013「くちづけ」製作委員会
2013年05月21日「日本で一番泣ける劇団!」と熱狂的な支持を集め、惜しまれつつも今年末をもっての解散を発表した「東京セレソンデラックス」。彼らの名作舞台「くちづけ」が堤幸彦監督指揮の下、貫地谷しほりを主演に迎えて映画化されることが決定した。うーやんたちが暮らすグループホーム“ひまわり荘”。幼稚園児レベルの知能を持つ彼らは毎日仕事にも通いつつ楽しく暮らしている。そんなところへ漫画家の愛情いっぽんとその娘・マコがやってきた。マコもまた幼稚園児レベルの知能であり、いっぽんはマコと暮らすために“ひまわり荘”の住み込みスタッフとして働き始める。やがて、マコとうーやんの間に淡い恋心が生まれるが、いっぽんには誰にも言えないある秘密があった…。2010年、東京・シアターサンモールなど全4か所で公演され連日満員を記録した同名舞台を原作とする本作。『20世紀少年』シリーズや『劇場版SPEC~天~』など、幅広いジャンルで多数のヒット作を送り出している堤幸彦監督がメガホンを握り、貫地谷さんを始め、竹中直人、原作者でもある宅間孝行、田畑智子、橋本愛ら個性豊かな俳優陣を迎えての映画化となった。本作で主人公・マコと恋に落ちるうーやん役に加えて、脚本も務めた原作者の宅間さんは、元々小さな新聞記事からこの物語の発想を得たという。今回の映画化にあたり、オリジナルのキャラクターも交えて脚本を手がけたそうだが、これを読んだ主人公・マコ役の貫地谷さんは「衝撃的だった」と話し、「今回の話はフィクションですが、現実というものに胸が締めつけられました」とショックを隠せない様子。また、マコの父・いっぽん役の竹中さんは、『僕らのワンダフルデイズ』で貫地谷さんと共演経験があり、そのときも親子役を演じたが、「『僕らの~』では娘に嫌われている関係でした。さて、今回は…?」と好奇心を掻き立てるコメントを寄せる。宅間さんは今回、かなり研究して役に挑んだようで「なかなかない役どころで、しかもかなりエキセントリックな個性の持ち主ですが、実際にこんな人いるんです!と取材先の方々から太鼓判を押されました。驚きと笑顔でこの“うーやん”というキャラクターをご覧いただいて、観終わって愛してくれたら役者冥利に尽きます」と話す。そんな宅間さんの脚本の魅力について堤監督は「笑うこと、泣くこと、社会的メッセージ。どれからも逃げずに構成されている」と称賛を贈りつつ、「『くちづけ』には社会性がある。目を背けてはいけないことが作品の中にあると思う」と力強く語った。『くちづけ』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:くちづけ 2013年春、全国にて公開
2012年09月03日梶原一騎原作による伝説的漫画を映画化した『愛と誠』の完成報告記者会見が3月19日(月)に都内で行われ、三池崇史監督と共に主演の妻夫木聡、武井咲が出席した。梶原さん(原作)とながやす巧(画)のコンビで「週刊少年マガジン」に連載され一世を風靡し、これまでにも映画化、ドラマ化されてきた同名漫画を鬼才・三池監督がミュージカルシーンを取り入れて映像化。誰も信じずに己の拳のみで生きる超不良の太賀誠(妻夫木さん)と彼を心から愛する究極のお嬢様・早乙女愛(武井さん)のツッコミどころ満載の純愛を描き出す。妻夫木さんは会見開始早々「31歳にもなって高校生役をやってすいません」と苦笑い。脚本を読んでの感想を問われると「なかなか、ふざけた映画だなと思いました(笑)」と語り、さらに完成した作品についても「バカみたいに当たる映画ではないと思いますが楽しんでもらえると思う」、「自分で想像していたより面白かった」、「“純愛エンターテイメント”って言ってますが全然違う!どこがだよ?って感じ」などと本音を炸裂させ、会場を笑いに包んだ。武井さんも「よく分からないなというのが第一印象でした(笑)」と告白。「三池監督と妻夫木さんにお会いしてお話しさせていただく日はすごく緊張してて、しかも前の仕事の関係で遅れてしまいまして…。それですごくビビってたという印象が強いです。それからお話を聞いたんですがよく分からなかったです(苦笑)」と語り、現場についても「あまり台本を読まなくていいのかな?と思わせる現場でした(笑)。これが初めての映画出演だったんですが、とてもいい作品だったと思います」と強心臓ぶりをのぞかせた。三池監督は「梶原一騎さんは、自分たちの世代の男にとって特別な存在。その中でも『愛と誠』は女性にも支持された作品。大人になってこういう作品が作れるようになって良かった」と強い思い入れを明かす。ミュージカルシーンについては脚本の宅間孝行のアイディアで取り入れたそうだが「ミュージカル映画というよりも、登場人物たちが持ち歌を持ってて、勝手に歌ってる感じ」とのこと。日本の音楽シーンを代表するプロデューサーの小林武史が音楽を担当しているが、妻夫木さんは「最初は小林さん、本当にやってくれるの?と思ってました。多分、Mr.Childrenさんとかがレコーディングするようなスタジオに緊張して入ったんですが、メチャメチャ難しかった。歌手の人ってよっぽど歌がうまいんだなと思いました」と素直な感想を漏らした。武井さんも「歌は好きですが、部屋に入ってマイクに向かうと緊張して声が震えて恥ずかしかったです。小林さんの弾くピアノをヘッドフォンで聴いて感動しました」と初体験をふり返った。この日はプロモーションのため、“『愛と誠』運命の恋判断センサー”なる巨大な装置が登場。妻夫木さんと武井さんが脇に備え付けられたスイッチを押し、劇中の恋が“運命の恋”であれば電飾が点灯するというものだが、報道陣のイマイチな反応を見て妻夫木さんは「だからやりたくないって言ったんだよ、これ!」と渋い顔。「これを作る予算があれば現場に回してほしい。深夜まで大変だったんだから!もう1回、宣伝会議をやり直さなくちゃと思ってます」と再び本音をぶちまけ、会場は最後まで笑いにあふれていた。『愛と誠』は6月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会■関連記事:妻夫木聡&武井咲が歌い、踊る…『愛と誠』音楽プロデュースは小林武史!武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年03月19日