リリー・コリンズが父親ゆずりの美声を披露 『白雪姫と鏡の女王』本編映像が到着!
監督のターセム・シンがインド出身とあって実現したこの画期的なエンディングだが、延べ200人ものエキストラにダンスを指導するほどの熱の入れよう。何と言っても目玉は、リリーの初の歌声の披露だが、ミュージシャンのフィル・コリンズを父にもつ彼女とあって、正真正銘の美声を堂々と披露しているのである。歌うのは、ニナ・ハートの60年代のポップソング「Love」。監督の熱望により撮影直前に使用許可が下りたこの楽曲で、ラストをこれ以上ないハッピーな形で締めくくっている。「この作品で成し遂げたかったことは、大勢の人々が楽しめるファミリー映画を作ることだった」と語るターセム監督。この映像からはそんな監督の想いがよく伝わってくる。
実はこの最後のシーンについて、両親には秘密にしていたというリリーは「サプライズしようと思って。作品を観た後、2人は珍しくエモーショナルになっていたわ。
彼らの娘として誇らしい作品になったと思っています」と来日時に語っていた。彼女が身に着けている色鮮やかなブルーのドレスは、本作が遺作となったファッションデザイナー、故・石岡瑛子によるもので、このドレスが本編で身に着けた衣裳の中で一番のお気に入りというリリー。