レザーアイテム、ブーティー…この秋真似したい、キャメロンのセクシー恋活スタイル
彼女のお気に入りは、「バレンシアガ」のバッグや、「クリスチャン・ルブタン」のシューズなど、アイコニックなアイテム。とは言え彼女はブランド好きというよりは、上質好みのファッショニスタ。それは、誰もが認識できるシグネチャー系のアイテムではなく、見る人が見れば分かるというアイテムを選んでいることからも分かります。本当に良質なものだけが作り出す雰囲気を愛するからこそ、エレガントなセクシーさが演出できるのかもしれません。
でも、ここで疑問が湧いてきます。アメリカの教師ってそんなに稼ぐものかと。そんなことはありません。彼女以外の多くの教師は、ブランドものとは縁遠い服を着ています。
つまり、彼女のファッションはいわば分不相応で完全に場違い。実は、彼女は物語の冒頭で大金持ちの婚約者から破談を言い渡されています。理由はお金を使いすぎるから。浪費家だからなのか、高級志向だからなのかは分かりませんが、彼女が望んでいるのは、もちろん玉の輿。そこで、スイスの高級腕時計「ジャガー・ルクルト」を身に着けた臨時教師・スコットに肉食獣のごとく近づくのですが、彼の母の旧姓がルクルトであることを知ると、俄然前のめりになるのです。