シネマカフェ的海外ドラマvol.260 音楽とドラマのステキな関係 第2回
さて、“音楽”にはダンスが付き物で、マッキンリー高校のグリー部の面々も、歌って踊るのが日常。レイチェルが、フィンが、カートが魅せるダンスシーンの裏にはこんな立役者がいます。ドラマ内のダンスシーンを担う振付師であり、「glee/グリー」の新キャストを選出するオーディション番組「Glee プロジェクト ~主役は君だ!」の審査員としてもおなじみのザック・ウッドリーに話を聞きました。
ダンサーとしてマドンナのツアーに参加した後、振付師の道を歩んだザックは『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督や『ステップ・アップ』のアン・フレッチャー監督と仕事をしてきた人物でもあります。「僕の仕事は、伝えたいストーリーに合わせて振付けを考えること。エモーショナルなビートが必要なこともあれば、コミカルな要素が必要なこともあるからね。番組開始当初から全てのキャストが踊りの名手だったわけではないけど(笑)、僕たちはそれぞれの持ち味や能力を生かし、自信のないことにも挑戦できる環境作りに努めてきた。それって、まさに『glee/グリー』のテーマでもあるよね。
キャストたちはダンスシーンを通し、やり遂げることの素晴らしさも学んでいると思う」。