ユアン・マクレガー インタビュー クールで情熱的な男の映画の歩き方
そんなイギリス紳士独特の魅力が、今回演じたジョーンズの、そしてユアンの魅力と重なる。
“砂漠でサーモン・フィッシング”というとんでもないプロジェクトを押しつけられながらも、可能性を信じて突き進んでいく…というジェームズを演じたユアンは、本作のラストについて、こんな言葉で語ってくれた。
「いままでは夢がなかった。でも、シェイフに学ぶんだ、信じることを。完全に新しい可能性を見つけるんだ。女性が現れ、シェイフが現れ、プロジェクトが現れる。彼はつまらない仕事を辞めて、そして奇跡を信じる。最初ばかばかしい不可能なことも可能かもと思い始めるんだ」。
エミリーとの共演、そして“ありえない”ことへと挑戦する心、そしてそれを信じ続けること。『砂漠でサーモン・フィッシング』で得たものを抱えて、次はどんな作品へと歩きだすのだろう。
(Photo:Kaori Suzuki)
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砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
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