くらし情報『【インタビュー】『愛の渦』池松壮亮×門脇麦 大胆セックスシーンによる“裸の共犯関係”』

2014年2月26日 21:00

【インタビュー】『愛の渦』池松壮亮×門脇麦 大胆セックスシーンによる“裸の共犯関係”

特にプレイルームでは、頭のネジが2~3本飛んでたと思います(笑)」。

撮影中、ハードなスケジュールもあって「家には寝に帰るようなもの。毎日、寝に帰って、服着て、現場来て、また脱がされて(笑)――不思議な体験でしたね」と池松さんはしみじみ。

門脇さんは撮影中のみならず、撮影を終えてしばらく時が経っても、奇妙な感覚が抜けなかったと明かす。

「疑似体験をしている感覚がすごく強かったですね。実際に乱交パーティに行ったことはないのに、映画の中の一夜限りの物語を追ったような感覚がすごくあって、しばらくは変な感じが続きました。変なテンションと言うよりは…すっぽりと何かが抜けたような感じ、空っぽになっちゃった感じが撮影後1~2か月くらいは続いたかも」。

池松さんは映画だけでも昨年で3本が公開され、今年は本作を含め5本が公開予定。
昨秋には『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督の初の舞台演出作となる「ぬるい毒」に主演するなど、明らかに俳優として、階段を上るスピードがアップしているようにも思える。それは当然、自らの意思であり、同時に周囲から求められることが多くなったということでもある。

「確かにここ1~2年で『こうありたい』『こうあるべき』と自分が目指すべき方向に近づいているという感覚はありますね。

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