“ポスト”オーランド・ブルーム!? ミラ・ジョヴォヴィッチも夢中の新鋭に注目
それから彼に会ってみて、自分は間違ってなかったと確信した。ただ、彼は僕らがこの作品で求めていた剣闘士のイメージとは合わなかったんだ」と彼との出会いをふり返る。
キット演じる「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウは、婚外子として一族の中で肩身の狭い思いをしている勇敢な戦士ではあったものの、“グラディエーター”としてはちょっと物足りなかった様子。しかし、キットは肉体改造に挑戦したらしく、「彼は絶対に期待に応えてみせると言ってきたよ。それからの彼は集中的な鍛錬を重ね、見事にマイロになって見せたんだ」と語り、アンダーソン監督まですっかりベタ惚れとなったようだ。
今回の起用について、キット本人は、「ヴェスヴィオ火山の噴火によって消えた古代都市ポンペイの話は、出演の話が来る前からずっと興味のあるストーリーだったんだ。だから最初に脚本を受け取ったとき、絶対にやりたいと思ったよ」と言う。
「視覚効果を得意としているポールが監督する作品だということにも魅かれた。
でも何よりもマイロというキャラクターが気に入ったんだ。彼の復讐心、怖れを知らないところ、強さ。その全てが気に入って演じてみたいと思ったよ」