【インタビュー】エル・ファニング 王子様とのキスシーンは少々「問題あり」!?
を、愛情と敬意をもってユーモラスに描くシーンも見られる。ハンサムな王子がオーロラ姫にキスをするシーンがまさにそうで、本作のフィリップ王子は一目惚れして恋に落ちたとは言え、出会って間もない姫へのキスを「していいのかな…」とためらう。
「ちょっとユーモアがあっていいわよね。おとぎ話のそういった部分にあえて言及しているのが、この映画の面白い部分でもあると思う。確かに、出会って間もない上に、寝ている女の子にキスをするなんて問題があるもの(笑)」。
ちなみに、エルがキスシーンに初めて挑戦したのは『ジンジャーの朝さよなら、わたしが愛した世界』の撮影にて。その時は「どうしよう!?って思った」そうだが、今回のあまりにも有名なシーンにはどのような気持ちで臨んだのだろうか。
「そうよね。
あまりに有名なシーンだったのはよく分かってる。でも、笑っちゃったりして、なかなか撮れなかったの(笑)。オーロラは眠っていて、まつ毛も動かしちゃいけないから、私はとにかくじっとしていなくちゃいけなかった。けれど、目をつむっていても、顔が近づいてくるのって気配で分かるでしょう?息もかかってくるし!だから、どうしてもビクッと身構えちゃうのよね。