キレ者熟女&口悪オヤジ&ワケあり少年…「MAJOR CRIMES」クセ者キャラに注目
いずれもたたき上げで、自分の仕事にかけては皆、絶対の自信があるオヤジたち。たたき上げだからこそ知る捜査の難しさや、人生の悲哀も経験済み。そんな彼らと行動を共にするうちに、クールで情に流されることのなかったレイダーが影響を受けていくところは、本作の見どころのひとつだ。さらに本シリーズでは、レイダーと別居中の夫・ジャックが突然彼女の前に現れることにも注目。
人気ドラマやコメディでお馴染みの実力派俳優たちが魅せるコラボ
まるで水と油のようなレイダーとオヤジたちの関係だが、シリアスな凶悪犯罪捜査の中にも、泣き笑いが絶妙にミックスされているのが、本作の特徴でもある。やはりそれは、こうしたクセ者たちを実力派俳優が演じているからこそ、見応えがあるというもの。レイダーを演じるのは、ケヴィン・コスナー監督&主演『ダンス・ウィズ・ウルブス』でヒロインを演じてオスカーにノミネートされ、海ドラ好きには「GALACTICA/ギャラクティカ」のロズリン大統領などでも知られているベテラン女優のメアリー・マクドネル。
彼女が演じるレイダーに当初、ネチネチとイヤミを言う最年長のプロペンザを演じるのは、『ポリスアカデミー』シリーズで笑いを取りまくったG.W.ベイリー。