“国民的美少女”吉本実憂がダーク・ヒロインに…内野聖陽を翻弄する『罪の余白』
可憐かつモンスター女子高生を演じることになった吉本さんは、「かなり理解に苦しむ役です。本当に難しいです。彼女を演じることで何が私に残るかいまはまだ分かりませんが、いまは演じきることに集中してやっています」と語り、共演の内野さんについては「テレビで見ていた大先輩の内野さんとの共演ということでとても緊張しますが、同じ作品にでる限り、生意気ですが新人でも遠慮しないでいこうと決めています。演じる役の関係性が微妙なので、現場でもその距離感を楽しむようにしています」と気合十分。
大塚監督は、吉本さんについて「1か月のリハーサルを通して、役に成りきり限界を持たないタフさを身につけられたと思います。相手役が誰であろうが常に挑戦する姿勢は、見ていて面白いモノがありました。邪悪なキャラクターを演じられていますが、潜在的に持っているユーモアのセンスを上手く役に取り入れてくれて、さらに面白いモノにしてくれました。強い意志を持って仕事に挑まれているので最高のコラボレーターですし、一緒に仕事をしていてとても楽しいです」と称賛している。
主演の内野さん、吉本さんのほかに、安藤と同じ大学で働く助教授で、悲しむ安藤の支えとなる教師には谷村美月、咲が憧れる芸能界で大手プロダクションのマネージャー役に加藤雅也、安藤の同僚役に堀部圭亮、そして学部長には利重剛など咲の同級生として、葵わかな、宇野愛海らが出演している。
『罪の余白』は2015年、全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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