能年玲奈&中谷美紀…“こじらせ女子”2トップに学ぶ人生を豊かにする方法
(Photo:cinemacafe.net)
現在連載中の人気コミックが原作となる話題作が、この冬、相次いで劇場に登場する。まずは12月27日(土)より公開される能年玲奈主演の『海月姫』。そして、1月31日(土)より公開の中谷美紀主演の『繕い裁つ人』だ。
この2作で主人公となる2人の女性の共通点は、我が道を行く…というより“猪突猛進”するあまりに素直になりきれず、恋愛とはちょっぴり無縁な“こじらせ女子”であること。とはいえ、彼女たちの毎日はそれなりに充実し、楽しんで生きているように見えている。今回は、タイプの違うこじらせ具合を見せる彼女たちの生き様から、女性が自分の人生を豊かにする方法を考えてみた。
こじらせ女子No.1『繕い裁つ人』南 市江(みなみ いちえ)
・こじらせ度:120%・こじらせタイプ:頑固じじい型
先代の祖母が始めた「南洋裁店」で、先代の服の仕立て直しとサイズ直しのみを完璧にこなす市江(中谷美紀)。彼女の才能に惚れ込んだ大手デパートで服飾担当を務める藤井(三浦貴大)からのブランド化の話にも耳を傾けず、「美しさを自覚している人に私の洋服は必要ない」「夢見るための洋服を作っている、生活感出してたまるもんですか」