くらし情報『【インタビュー】『わたしのハワイの歩きかた』監督が語る驚きのハワイロケ…エキストラと俳優の境界線』

2014年12月19日 19:45

【インタビュー】『わたしのハワイの歩きかた』監督が語る驚きのハワイロケ…エキストラと俳優の境界線

前田監督と脚本を担当した高田亮は共に男性だが、会話劇のシーンはどのように作っていったのだろうか?

あんまり女性だから、男性だからというのは意識せず作りました(笑)。女性だからこうする、男性だからこうする、なんて答えは存在はしません。結局は人によります。登場人物それぞれの価値観がぶつかり合って、その中でいろんな感情を見せていけたらなと脚本の高田さんとよく話しました。

――そんなとりとめのない掛け合いが生み出すコメディの中、時折感じさせられるものが本作にはある。本作は、主人公・みのりが見失ってしまった己の人生を、ハワイで生きる3人の人生を通して顧みるという物語でもある。コメディとリアルをどんな風にミックスしていったのだろうか?
この映画は、主人公・みのりがやけっぱちでハワイに飛び出すという、目的のないところから物語が始まります。会社のお金を使って遊び倒そうと行動を起こしながらも、現地で様々な人と出会い、体験していくなかで、やがてみのりは自分が抱えている問題に直面していきます。
現実から脱出してハワイに来たはずが、結局は現実からは逃れらない。少しずつこれからの生き方を見つけていくというのを描きたいなって思ったんです。

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