【インタビュー】菅野美穂×小泉孝太郎が語る“家族の愛”…忘れられない言葉
小泉:「ジョン・ラセターさんのお人柄ですよね。ディズニーのキャラクターのような方でしたもんね」。
菅野:「そうなの!ディズニーのキャラだったよね。とにかく存在感が凄かったです。ディズニーのキャラクターのアロハシャツをお召しになっているんですけど、あの日は『ベイマックス』の柄で、さすが早いなって思いました(笑)。
あの日はベイマックスも会場に来てたんですが、ベイマックスの感触とか想像以上にベイマックスで(笑)、プニプニしてて想像してたのと同じだったんですけど、ラセターさんや監督たちも『ベイマックスかわいいー』ってみなさん仰ってて、素敵だなって思いました。自分たちのキャラクターを本当に心から愛してらっしゃるんだなっていうのがすごく微笑ましかったです」。
ーーキャラクターへの愛こそがディズニー作品の真髄だが、話を聞いているだけで、まさに大成功と言いえる菅野さんと小泉さんのキャスティング。
本作で、菅野さんはヒロとタダシの母親的な存在となる叔母・キャスを、小泉さんはヒロの憧れの兄・タダシを演じたが、それぞれのキャラクターで共感できたところはどんな部分だったのだろうか?
菅野:「キャスほど頻繁には会えないんですが、実際に私にも甥っ子がいる年齢なので、今回のキャスティングは『そうか~』って思いましたし、キャラクターの性格だけ見ても、私が役をいただけたのはすごく『なるほど!』と思いました。