でも私はその挑戦を楽しみました。楽しんだからこそ、演技への情熱を感じることができたのです」。
そして、そんなコン・リーの姿には、イーモウ監督も「見た目の扮装はすべてではなく、ひとつの手段に過ぎません。メイクに頼らず、内なる演技でキャラクターを生かすのは、優秀な役者の証です」と絶賛。実は、コン・リーが老人の特殊メイクをしたのは、ほんの数分間のシーンだけ。男女問わず、憧れの女性であった彼女も今年で50歳。女優としての節目に、内面からにじみ出る人間としての美しさや儚さを、本作で見事に体現している。
『妻への家路』は3月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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