【インタビュー】菜々緒 真性の悪女? クールビューティ? そのイメージは嘘か誠か!?
当たり前ですが『あの作品よかったね』『うまくなったよ』と言われたら率直に嬉しいですし、また褒めてもらいたい、もっと見てもらえるように頑張ろうという気持ちになります。一方でいいことだけでなく、悪い評価もあるし、それはあって当然。そういう意見も自分にとっては糧であり、大事にしたいものなんです」。
実際、モデルという世界へのイメージ、そしてモデル出身の女優の演技力に対する世間の声は、厳しいものが多い。さらに、高飛車で腹黒い美人OLや、今回のような美人の国際線CAなど、これまで演じる機会の多かった「ハマリ役と言われてる…(笑)」という“悪女”的な立ち位置の役柄も、彼女を覆うある種の典型的なイメージを増幅させていると言えるが…。
「確かにモデル出身ということで『演技は絶対に下手』というレッテルを貼って考える人は確実にいますし、普通にお芝居をしている方よりも厳しい目にさらされるという部分はあるかもしれません。ただ、そこは私にとっては逆に良かったと思ってます。そこでのプレッシャーやイメージでハードルを高くしてもらえたことで、伸びしろを大きくしてもらえて、それをバネにしてやれた部分が大きかったと思ってます。