2015年4月23日 13:30
【特別映像】ディズニー『シンデレラ』、“魔法”のような舞踏会映像が先行解禁!
や『ヒューゴの不思議な発明』(’12)などで3度のアカデミー賞「美術賞」に輝いたプロダクション・デザイナーのダンテ・フェレッティ。彼の率いるプロダクション・チームは、既成観念にとらわれず、イマジネーションを最大限に働かせながら、『シンデレラ』の世界を創り上げていったという。
本作でセットとして作られたのは、シンデレラの屋敷と王宮の外観、そして舞踏会が開かれる城の大広間。現代に描く『シンデレラ』は時代を超越した物語であることから、ある特定の時代に忠実に描く必要はないということを、製作の初期段階から決めていたという。
「あの宮殿はマジカルに描く必要があったので、私はルーブル美術館、ガルニエ宮、ベルサイユ宮殿などといったフランスの建物を数多く参考にしました。あれらにはどれも荘厳な長い階段があります。私たちはまず階段のデザインから始め、それを起点にして、大きなアーチのあるメイン・エントランスや屋内の噴水などといったものを次々とデザインしました」。
なにより、美しく変身したシンデレラが登場すると、人々が思わず息を飲み、王子との夢のようなダンスシーンが繰り広げる大広間は、おとぎの王国にふさわしい絢爛豪華なセットでなければならない。