【インタビュー】志田未来&ブリット・ロバートソン、『トゥモローランド』ケイシーから受け取ったメッセージ
だと説明する。
「この役のオファーがきたときは本当に嬉しくて、ブラッド・バード監督から電話をもらったときは今までにないくらい胸がいっぱいになったのを覚えているわ。一生忘れられない経験をさせてもらった。脚本を読んだときに感じたのはケイシーがファイターだということね。彼女は自分の信じているもののために闘うんだけれど、同時にドリーマーでもあるの。そして聡明。みんなよりもちょっぴり先を歩いている女の子であることを意識して演じていたわ」。
ケイシーというキャラクターに4日間かけて日本語の命を吹き込んだ志田さんは「ブリットさんが演じているからこそケイシーはあれだけ真っ直ぐで、強くて、好奇心旺盛で、魅力的な女性になったと思うんです。
彼女とはロサンゼルスのワールドプレミアでも会っているのでこれが2度目なんですけど、とにかく気さくで優しいんです」。2人はすでにいろいろと語り合い、ブリットさんは志田さんから「サイコー!」という日本語を、志田さんはブリットさんから「AWESOME!(サイコーに似たニュアンスの会話表現)」という英語を教えてもらったのだと嬉しそうに話す。もちろん『トゥモローランド』も間違いなく最高の映画。