くらし情報『ホウ・シャオシェン監督、忽那汐里と5年ぶりに再会「オードリー・ヘップバーンのよう」』

2015年8月3日 18:40

ホウ・シャオシェン監督、忽那汐里と5年ぶりに再会「オードリー・ヘップバーンのよう」

標的となる暴君には、『レッド・クリフ』シリーズのチャン・チェン。窮地に追い込まれた隠娘を助ける日本青年役に妻夫木聡さん、そして忽那さんは、妻夫木さんの妻を演じた。

「一番のこだわりは、役者さん」という監督。妻夫木さんを抜擢した理由について「この役は、彼以外考えられなかったです。人を簡単には信じないヒロインの感情を動かすことができるのは、単なる明るさだけではなく、感情の深さも持った人でなければいけなかったんです。スタッフもみんな妻夫木さんを好きになりましたよ!」と妻夫木さんへ熱い信頼を寄せていた。

忽那さんも「初めて外国の監督と、お仕事をさせて頂いたのですが、台本のない流動的な現場で妻夫木さんが引っ張っていってくれたことがとても大きかった」と話した。

撮影期間5年、総製作費が約13億円という本作。
なんと44万フィート分ものフィルムを回したそうだ。その中から必要なところだけ切りとったという監督は、「観る人によって繋がっていないように感じることもあるかもしれませんが、しっかりと向き合って映画を創ったつもりです。急がずにゆっくりと映画を味わって欲しい」と想いを語った。

忽那さんも「新しい感覚を味わえ、とても静かで研ぎ澄まされた芯の強いメッセージがある作品です。

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