2015年8月5日 17:00
【インタビュー】ブライス・ダラス・ハワードが体験した『ジュラシック・ワールド』の世界
これも女優魂と言うのだろう。
どんな映像もCGで作り出してしまうこの時代、恐竜と絡むシーンはきっとCGだろう…と思いがちだが、ブライスさんいわく「実はグリーンバックでの撮影はほとんどないのよ」。また驚きの事実が発覚する。
「ジャングルは本物だしテーマパークも(ニューオーリンズに)作ったの。ものすごいサイズの恐竜はCGだけど、恐竜に触れたり間近で共演するシーンは模型で作ったアニマトロニクスの恐竜が目の前にいれてくれた。アニマトロニクスの恐竜を見ていたからこそ、CGのシーンでもあたかもそこに恐竜がいるような感覚になることができたの。想像しやすかったわ。あと、私自身が子供の頃からいろんなことを想像するのが好きだったというのも大きかったかもしれないわ。
何かに追いかけられるのを想像しながら裏庭を走っていたらしいから(笑)」。
想像力豊かでおてんば少女だったブライスさん。彼女の父親は『アポロ13』『ダ・ヴィンチ・コード』で知られるロン・ハワード監督だ。小さな頃から父の仕事場、映画のセットに行くのがとても好きだったそうで「何か悪いことをしてお母さんに叱られるとき、悪い子はセットに行けないのよ!って言われたの。