2015年8月25日 18:30
“現代のウォルト・ディズニー”の下で働く喜び「どんな人でも作品に貢献できる」
とその背景を語っている。さらに、「セル画の手描きアニメーターと、古い映像のクリーニングの専門家、そしてCGアニメーターが協力して、この作品の制作に関わってくれました。手描きのセル画をCGアニメーションにシームレスにつないで行く作業中にトラブルが発生するたびに、両方の技術を使って問題を解決し、一つの作品に仕上げていきました」と、伝統的な技術と最新の技術、そのどちらもが作品づくりに欠かせなかったことを明かす。
モノクロ映画から、カラーでミッキーたちが飛び出してくるという斬新なアイディアはどのようにして生まれたのか?その問いに対し、ドロシーは「ミッキーマウスを主人公にしたショートフィルムを作ることになり、アイディアを出し合っていたときに、監督のローレン・マクマランが、『古いディズニー・アニメーションの手描きのセル画のキャラクターを白黒のまま見せているときに、突然スクリーンが破れ、その穴から外側(映画館)にキャラクターが飛び出した途端に、カラーのCG映像になる』というアイディアを、ジョン・ラセターに提案したのが始まり」と教えてくれた。
「観る人を楽しく、ハッピーにする作品を作り、観る人を、想像もしなかった世界に連れていきたいんです」