2015年9月18日 20:15
【インタビュー】ポール・ラッド、史上最小のヒーロー“アントマン”になるまで
アリって、すごいんですね!
「僕もアリに対する見方が変わった。今は、ものすごく尊敬しているし魅力的な生き物だと思っているよ。今回、僕は脚本にも携わっていて、脚本を書くにあたってアリについて膨大なリサーチをしたんだ。世の中には、変わったアリがたくさんいてね。たとえば、トラップジョーという名前のアリは、アゴにバネが入っていて、アゴを地面にぶつけて飛ぶんだ(笑)。想像つくかな?それはまだまだ序の口で、もっと変わったアリがいる。調べたすべてのアリを登場させると映画が10時間くらいになっちゃうから、厳選したよ。そして、映画でも描かれているけれど、アリは本当に仲間意識が強い。
それも驚いたことのひとつだ。今はアリを見かけると『ハロー!』って声をかけるんだ(笑)」
──アントマンがクロオオアリ“アントニー”の背中に乗って飛ぶシーンも楽しかったです!もしもアリサイズになれるとしたら、何をしたいですか?
「そうだな…アリのことは尊敬しているけれど、実際のアリになるのは遠慮しておくよ(笑)。映画のなかで、アリに限りなく近い大きさのアントマンになれただけで十分だ。でも、人間のまま1.5cmのサイズになれたとしたら、飛行機とかいろんな乗り物に自由に乗れそうだから…世界中を旅したいね(笑)」