2015年10月13日 06:00
アントニオ・バンデラス主演、チリ鉱山の奇跡『The 33』公開決定
(Photo:cinemacafe.net)
2010年8月5日(現地時間)、33人もの男性鉱山作業員が地下700mに生き埋めになった「チリ サンホセ鉱山落盤事故」。アントニオ・バンデラスが主演を務め、全世界が固唾をのんで見守った奇跡のサバイバル劇を実写化した『The 33』(原題)が、事故発生から69日ぶりに救出された記念すべき日に当たる10月13日、2016年に日本公開されることが発表された。
2010年、南米・チリで100年もの間、金と銅を算出してきた鉱山で発生した落盤事故。33人の作業員が、ビルの200階分、なんと東京スカイツリーの高さに相当する地下700mという地中深くに生き埋めにされた。食糧と水の備蓄は3日分、誰もがその第一報を悲劇として受け止めた。ところが、17日目に彼らの生存が確認され、不眠不休の救助活動の末、69日目にして全員が生還を果たす。
5年たった現在でも、全世界の人々の目に鮮烈に焼き付いている1人目の作業員が地上に現れた瞬間の歓喜。彼らは、いったいどうやって生き延びたのか?隔絶された地上と地下で繰り広げられた数々の闘い、サバイバルの全貌が、初めて明かされる――。