2015年10月19日 16:38
【特別映像】普通の男が暗殺を企てた理由とは…『ヒトラー暗殺、13分の誤算』
と明かす。
さらに、演じたエルザ―については、「女性を愛し、音楽を愛し、自由を愛する静かな男だった。重要な点は、そんな彼が政治的な行動をとったという点だ。政治に関心のない男が、行動をとらなければならないと気が付き、変わったと言う点だ」という。さらに自らもドイツ人であるクリスティアンは「当時、自分があの時代に生きていたら、どんな行動に出ただろうかは分からない。巧みなプロパガンダに操られたかもしれない。多くの人はそのプロパガンダに心奪われ、真実を見失った。ところがエルザーの目は真実をしっかりと見据えていた。
故郷に帰ってきて、自由を略奪された家族の生活を目の前にしたエルザーの気持ちには共感した」と、覚悟を決めるまでに至った彼の信念を代弁する。
多くのドイツ国民がヒトラーに心酔していた時代に、周りに流されることなく、正しいことを自分の眼で確かめ、頭で考え、心に問うた男、ゲオルク・エルザー。その知られざる真実に、魂が震える本作をスクリーンでも確かめてみて。
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』はTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開中。
(text:cinemacafe.net)
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