2015年10月20日 16:30
ハル・ベリー、撮影と同時に「息子を持つ母親になった」
とタフな撮影をふり返る。
「仕事が増えたけど、自分の意見を言えるのはとても楽しいわ。アーティストとして、そういうのは嬉しいし、俳優として演技をするだけもいいけど、自分がやっている何かを入れ込むことができるというのはステキだって分かったの。真剣に私の意見を聞いて、取り入れようとしてくれる人がいるというのは本当にラッキーなことね」。
まさに、子育てをしながら、仕事にも果敢に打ち込んだ様子の彼女は、今回DVD化となったシーズン1では、「最終話がとても好きよ。美しく撮影され、よく描かれている。脚本もとても良かったし、シーズン1の最終話は、作品を誇らしく思わせてくれるものだったわ」と明かす。
そして、主人公モリーを演じたことで、「これまで娘を育ててきたけれど、ちょうどこのタイミングで私にも息子ができ、母親と娘の関係と、母親と息子の関係は違うってことが分かったの」と言うベリー。
「母親と息子の関係というのは私の中では特別だわ。今回の息子を持つ母親の役というのは狙ったワケじゃなく、偶然に舞い込んできたものなのよ」。
何か運命的なものを感じずにはいられない本作だが、“エイリアンは存在する”とベリーは言う。