2015年11月18日 16:00
カンヌを魅了した名優わんこ、仲良しバディな2ショット!『ホワイト・ゴッド』
見事カンヌで「パルムドッグ賞」を受賞したハーゲン役のルークとボディ(兄弟犬/二匹一役)と友情を育むのは、ジャックラッセルテリアのベラというタレント犬。ルークとボディは、飼い主が彼らを養えなくなり施設に入れられるところを、本作の動物コーディネーター、テレサ・アン・ミラーが偶然ネットで里親募集を見つけ、アリゾナから引き取った。また、ベラももともとはトレーナーの一人がロサンゼルスの施設から引き取った保護犬。まるで映画の中の犬たちさながらの生い立ちをもつこの3 匹は、撮影中にすっかり仲良しになり、現在はカリフォルニアの近所に住み、いまもよくお互いの家を行き来しているという。
届いた場面写真からも分かるように、ハーゲンと小さな犬のコンビが殺伐とした現実の中で身を寄せ合って助け合い、まるで本当に心が通じ合っているかのような絶妙なシーンの数々は、彼らの生い立ちと、いまでも続く3匹の友情を知ると、いっそう心に響く。
施設に保護された犬たちが約250匹も出演し、その後、すべての犬が里親に引き取られたことも大きな話題となっている本作。本作が結んだわんこたちの友情にも、ぜひ注目してみて。
『ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲』は11月21日(土)